2017年11月30日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【主な作業実績と至近の作業予定等】
・ 2017年7月に実施した3号機原子炉格納容器(以下、「PCV」)内部調査で取得された映像について分析を実施した結果、ペデスタル内壁を経由して敷設している温度計ケーブルについて、一部欠損している状態が確認されました。
 ケーブルが欠損した要因は、原子炉圧力容器(以下、「RPV」)底部から落下してきた高温の溶融物が付着したことにより、ケーブルを溶断したものと推定しました。
 よって、ペデスタル内を経由して敷設されている温度計12本は、ケーブルが溶断しており、故障と判断しました。このうち3本は、RPV底部の温度計でありますが、RPV底部にはペデスタル内部を経由せずに別ルートで敷設された温度計6本が設置されており、設置状況からは、冷却状態の確認ができていると考えています。
 RPVおよびPCV各部の温度が概ね30℃程度で安定していることに加え、燃料デブリの発熱量に対し、余裕をもって冷却できるだけの注水量を安定的に注水継続していることや、ガス管理設備によるPCV内のダスト濃度、水素濃度、キセノン135濃度なども安定しており、総合的にも安定した冷却状態を維持していると考えています。

【継続実施中の主な作業】
<1~3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し>
・2017年1月17日  3号機の燃料取り出し用カバー等の設置作業を開始。
    7月31日  燃料取り出し用カバードーム屋根の吊り上げ、組み立て作業を開始。
    11月12日 燃料取扱機を設置。
    11月20日 クレーンを設置。
<処理水貯留タンク>
・2015年5月27日 フランジボルト締めタイプの貯留タンクの解体開始。
<陸側遮水壁>
・2017年8月22日 完全閉合に向けた凍結運転を開始(第三段階)。

【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【地下水バイパスの状況】
地下水バイパスの状況

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動はなし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring2/index-j.html

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
<使用済燃料プール(SFP)>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールの安定冷却を継続中(4号機は燃料取り出し済み)。
・5号機において、使用済燃料プール冷却浄化系(FPC系)にて冷却しているSFPについて、FPC系を冷却している原子炉補機冷却系の弁点検を行うため、SFP冷却をFPC系から残留熱除去系(RHR系)に6月29日に切り替え。切り替えの際にSFP冷却が一時停止。原子炉補機冷却系の弁点検が終了した段階で、SFP冷却をRHR系からFPC系に戻す予定。

【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/pla/index-j.html
<滞留水の水位・移送、処理の状況>
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/tairyusui/index-j.html

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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