2019年3月22日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【主な作業実績と至近の作業予定等】
・3号機原子炉格納容器ガス管理設備については、当該設備の放熱器の保全計画に基づく交換のため、3月22日午前10時2分から特定原子力施設に係る実施計画「III 特定原子力施設の保安」第1編第32条第1項(保全作業を実施する場合)を適用し作業を開始。

【継続実施中の主な作業】
<1~3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し>
・2017年1月17日、3号機の燃料取り出し用カバー等の設置作業を開始し、8組からなるドーム屋根の吊り上げ作業を7月31日から2018年2月21日にかけて実施。その後、燃料取り出しへ向けた準備を進める中で、燃料取扱設備において複数の不具合が発生していることから、安全点検を実施し、2019年2月14日から、操作訓練を実施中。
・2号機の燃料取り出しに向け、原子炉建屋オペレーティングフロア内の残置物片付後の線量・ダスト濃度等の測定を、2018年11月14日から2019年2月1日にかけて実施。
<処理水貯留タンク>
・2015年5月27日、フランジボルト締めタイプの貯留タンクの解体開始。

【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【地下水バイパスの状況】
地下水バイパスの状況

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動はなし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・1~3号機原子炉注水設備において、燃料デブリの冷却状況の実態を把握のため2号機燃料デブリ冷却性確認試験(STEP1)として原子炉注水量を低減・増加する試験に関連し、3月25日から4月16日の期間、下記の予定で原子炉注水量の変更を行う。
なお、1~3号機原子炉注水設備全体のバランス調整のため、1号機および3号機の原子炉注水量の変更も行う。
(原子炉注水量変更予定)
(3月25日)
 1号機 給水系原子炉注水量  :1.5m3/h→2.0m3/h
 1号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h
 3号機 給水系原子炉注水量  :1.5m3/h
 3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h→2.0m3/h
(3月26日)
 1号機 給水系原子炉注水量  :2.0m3/h→2.5m3/h
 1号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h
 3号機 給水系原子炉注水量  :1.5m3/h
 3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.0m3/h→2.5m3/h
(3月27日)
 1号機 給水系原子炉注水量  :2.5m3/h
 1号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h→2.0m3/h
 3号機 給水系原子炉注水量  :1.5m3/h→2.0m3/h
 3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.5m3/h
(3月29日)
 2号機 給水系原子炉注水量  :1.5m3/h→  0m3/h
 2号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h→3.0m3/h
(4月2日)原子炉注水量低減試験開始
 2号機 給水系原子炉注水量  :  0m3/h
 2号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :3.0m3/h→1.5m3/h
(4月9日)原子炉注水量増加試験開始
 2号機 給水系原子炉注水量  :  0m3/h
 2号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h→3.0m3/h
(4月12日)
 1号機 給水系原子炉注水量  :2.5m3/h
 1号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.0m3/h→1.5m3/h
 3号機 給水系原子炉注水量  :2.0m3/h→1.5m3/h
 3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.5m3/h
(4月15日)
 1号機 給水系原子炉注水量  :2.5m3/h→2.0m3/h
 1号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h
 3号機 給水系原子炉注水量  :1.5m3/h
 3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.5m3/h→2.0m3/h
(4月16日)
 1号機 給水系原子炉注水量  :2.0m3/h→1.5m3/h
 1号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h
 2号機 給水系原子炉注水量  :  0m3/h→1.5m3/h
 2号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :3.0m3/h→1.5m3/h
 3号機 給水系原子炉注水量  :1.5m3/h
 3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.0m3/h→1.5m3/h
なお、4月9日に実施する原子炉注水量増加に際しては、特定原子力施設に係る実施計画に定める運転上の制限「任意の24時間あたりの注水量増加幅1.0m/h以下」に対し、特定原子力施設に係る実施計画「III 特定原子力施設の保安」第1編第32条(保全作業を実施する場合)第1項を適用し、必要な安全措置を定めた上で、計画的に運転上の制限外に移行する操作を実施する。
(背景と目的)
現在、1~3号機の原子炉内には安定的に注水を継続しているが、燃料デブリの崩壊熱は時間とともに大幅に減少している。
一方で、原子炉内への注水が停止した場合の温度変化の評価にあたっては、実際には生じている気中への自然放熱による温度低下等は考慮せず、燃料デブリの崩壊熱のみを考慮して計算している状況。
このような状況を踏まえ、燃料デブリの冷却状況の実態を把握し、気中への放熱も考慮したより実態に近い温度変化の評価(熱バランス評価)の正確さを確認するため、原子炉注水の低減・増加を一時的に行う試験を行うもの。
本試験を通じ、現在運用している評価よりも、より実態に即して大幅に落ち着いている状況が確認でき、熱バランス評価を適用できれば、緊急時対応手順の適正化や運転・保守管理上の改善につなげることが可能になる。
<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(4号機は燃料取り出し済み)。
・1号機使用済燃料プール(以下、「SFP」という。)循環冷却系については、電源切替盤の新設作業に伴い、3月24日午後4時から3月28日午後8時までの期間、当該設備の運転を停止。
3月22日午前5時現在のSFP水温度は、20.3℃であり、放熱を考慮し、停止期間終了時点で約21.4℃と評価。

【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
http://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

ページの先頭へ戻ります