2019年5月29日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【主な作業実績と至近の作業予定等】
・5月28日、午後4時35分頃、5,6号機滞留水淡水化装置(逆浸透モジュール1B入口付近)から5,6号機タービン建屋の滞留水が漏えい(20cm×20cm×2箇所)していることを当社社員が発見。漏えい水は堰内に留まっており、漏えいは停止している。その後、午後5時37分に漏えい水の拭き取りを完了。
 漏えい水の至近の分析結果は、以下のとおり。
 [分析日 2019年5月13日]
  セシウム134  :2.6×100 Bq/L
  セシウム137  :4.1×101 Bq/L
  全ベータ    :1.9×103 Bq/L

【継続実施中の主な作業】
<1~3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し>
・2019年4月15日から3号機使用済燃料プール内に保管している燃料取り出し作業を2020年度中の完了に向けて実施中。4月25日、最初の7体の新燃料を共用プールへ移送完了。
・2号機の燃料取り出しに向け、2019年4月8日から原子炉建屋オペレーティングフロア内の2回目となる残置物の片付作業を実施中。

【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【地下水バイパスの状況】
地下水バイパスの状況

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動はなし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・1~3号機原子炉注水設備において、燃料デブリの冷却状況の実態を把握するため、2号機燃料デブリ冷却性確認として原子炉注水量を低減・増加する操作に関連し、以下のとおり原子炉注水量を変更。
 (5月7日午後2時51分)
  1号機 給水系原子炉注水量     :1.5m3/h→2.0m3/h
  3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h→2.0m3/h
 (5月8日午後5時22分)
  1号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.4m3/h→1.7m3/h
  3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.0m3/h→2.5m3/h
 (5月10日午後2時22分)
  1号機 給水系原子炉注水量     :2.0m3/h→2.5m3/h
  2号機 給水系原子炉注水量     :1.4m3/h→0.0m3/h
  2号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h→3.0m3/h
  3号機 給水系原子炉注水量     :1.4m3/h→2.0m3/h
2号機の原子炉注水設備については、2号機燃料デブリ冷却性確認として、原子炉注水を停止することに伴い、特定原子力施設に係る実施計画に定める運転上の制限「原子炉の冷却に必要な注水量が確保されていること」を満足しなくなることから、5月13日午前10時5分から特定原子力施設に係る実施計画「III 特定原子力施設の保安」(以下、「実施計画」という。)第1編第32条(保全作業を実施する場合)第1項を適用し、5月13日午前10時40分、原子炉注水量を以下のとおり変更。
<2号機原子炉注水停止操作>
 炉心スプレイ系原子炉注水量      :3.0m3/h→0.0m3/h
2号機原子炉注水停止からの注水再開に伴い、特定原子力施設に係る実施計画に定める運転上の制限「任意の24時間あたりの注水量増加幅 1.0m/h以下」を満足しなくなることから5月13日午後6時8分より実施計画第1編第32条(保全作業を実施する場合)第1項を適用し、同日午後6時54分、原子炉注水量を以下のとおり変更。
<2号機原子炉注水再開操作>
 炉心スプレイ系原子炉注水量      :0.0m3/h→1.5m3/h
その後、関連監視パラメータについては、異常ないことを確認。
また、2号機の原子炉注水再開に伴い、特定原子力施設に係る実施計画に定める運転上の制限「原子炉の冷却に必要な注水量が確保されていること」を満足したことから、同日午後7時8分に当該の運転上の制限に関する実施計画第1編第32条(保全作業を実施する場合)第1項の適用を解除。
その後、注水再開時刻から24時間が経過し、関連監視パラメータについては、異常がないことから、5月14日午後7時5分に実施計画第1編第32条(保全作業を実施する場合)第1項の適用を解除。
 (5月15日午前10時18分)
  2号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.5m3/h→2.0m3/h
 (5月16日午後1時58分)
  2号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.0m3/h→2.5m3/h
 (5月17日午後3時15分)
  2号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.5m3/h→3.0m3/h
 (5月24日午前11時8分)
  2号機 給水系原子炉注水量     :0.0m3/h→1.5m3/h
  2号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :3.0m3/h→1.5m3/h
 (5月27日午前11時27分)
  1号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.7m3/h→1.5m3/h
  3号機 給水系原子炉注水量     :2.0m3/h→1.5m3/h
 (5月28日午前10時50分)
  1号機 給水系原子炉注水量     :2.5m3/h→2.0m3/h
  3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.4m3/h→2.0m3/h
 (5月29日午前11時17分)
  1号機 給水系原子炉注水量     :2.0m3/h→1.5m3/h
  3号機 炉心スプレイ系原子炉注水量 :2.0m3/h→1.5m3/h
  本操作をもって2号機燃料デブリ冷却性確認に伴う原子炉注水量変更操作は終了。
<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(4号機は燃料取り出し済み)。
・2号機使用済燃料プール(以下、「SFP」という。)循環冷却系については、配管清掃および空気圧縮機の取替を実施するため、5月27日午前10時13分から当該設備の運転を停止。6月13日午後8時から運転を再開予定。
冷却停止時のSFP水温度は27.1℃。

【1~6号機の状況】
 ※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
http://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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