「森のともだち」は、ブナの木と森の動物とのふれあいを通じて、ブナの森の果たす役割や四季の移り変わりを描いています。この物語を書いたのは、尾瀬の自然保護に携わる当社の元社員で、日頃の業務の中で感じた「自然への思い」や「子供たちに伝えたいこと」をつづっています。絵はイラストレーターの植本氏にお願いしました。パステルタッチの優しい雰囲気の絵本になっています。
「森のともだち ブナを知ろう」は、写真やイラストを豊富に使い、ブナを主な題材として木や森、地球環境問題に関する情報をたくさん盛り込みました。意外に大人が読んで役に立つ話もあり、親子で楽しんでいただくこともできるのではないかと考えています。両書とも、早稲田大学人間科学部の森川靖教授の監修をいただきました。
子供たちが、一冊の本をきっかけに身の回りの自然に興味をもち、「日本における自然保護活動発祥の地」といわれる尾瀬を知ることで環境問題に関心を寄せてくれることを願っています。