INSIDE FUKUSHIMA DAIICHI




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© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.

Q&A

みんなの質問

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1Fはどのような事故を起こしたの?

2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で1Fでは運転中の1~3号機が自動的に緊急停止し、燃料の冷却が始まりました。
冷却には電力が必要ですが、地震によって外部からの電力の供給が途絶えてしまったため、敷地内の非常用電源で冷却が続けられました。
しかし、その後に1Fを襲った津波によって電源を失い、冷却のための機能を失ってしまいました。

燃料を冷却できなくなったために、温度が上昇し、燃料が溶け落ちてしまいました。
さらに、化学反応によって大量の水素が発生。1号機と3号機では、格納容器から漏れ出した水素が原子炉建屋の中に蓄積し、水素爆発が起こりました。
また、定期点検中だった4号機は、3号機からの水素が配管などから流れ込んだ結果、水素爆発に至りました。

詳細はこちらをご覧ください。
https://www.tepco.co.jp/decommision/accident/index-j.html

1号機は、事故当時から今までどのように変わったの?

2019年1月
2017年12月
2016年12月
2015年12月
2011年10月
2011年3月

2号機は、事故当時から今までどのように変わったの?

2019年1月
2017年12月
2015年12月
2011年3月

3号機は、事故当時から今までどのように変わったの?

2018年2月
2015年12月
2011年3月

4号機は、事故当時から今までどのように変わったの?

2018年1月
2011年3月

1号機では今どのような作業を行っているの?

1号機は、事故当時、水素爆発により、原子炉建屋の上部が大きく壊れました。
その影響でガレキが上部に今なお残っています。
使用済燃料プールから燃料を取り出すためには、ガレキの撤去が必要であり、現在、その作業を行っています。
今後は、ダストの飛散を防ぐ大型カバーを2023年度までに設置し、カバー内でガレキ撤去作業を進めていきます。

2号機では今どのような作業を行っているの?

2号機では、使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けて
ダストの飛散を抑制する、より安全かつ安心な工法を採用し、燃料取り出しの準備作業を進めています。
現在、燃料取り出し用構台設置に向けて地盤改良工事を行っています。

3号機では今どのような作業を行っているの?

3号機は、事故当時、水素爆発を起こしましたが、原子炉建屋最上階のガレキ撤去などを終え、
2019年4月から、使用済燃料プールからの燃料取り出しを開始しています。
2021年2月には、3号機の使用済み燃料プールで保管されている566体すべての燃料の取り出しが完了し、原子燃料によるリスクがなくなりました。
これらの取り出し作業はすべて遠隔操作で行っており、取り出した燃料は、敷地内にある共用プールで安全に保管しています。

3号機の上に付いているかまぼこ状のものはなに?

使用済燃料プールから燃料を取り出すために設置したカバーです。
2018年2月に完成しました。
高さ53.5m、奥行き56.9m、重さ1250tもありますが、
破損した原子炉建屋に負荷がかからないように設計されています。

4号機では今どのような作業を行っているの?

4号機は、事故当時、3号機で発生した水素が配管などを通じて流れ込み、水素爆発しました。
定期点検中であったため、原子炉内の燃料はすべて使用済燃料プールにありました。
2014年に、使用済燃料プールに保管していた1,535体の燃料をすべて取り出し、共用プールで保管しています。
そのため、原子燃料によるリスクがなくなりました。

取り出した燃料の入った容器を移動している様子

4号機に設置されている灰色の骨組みはなに?

4号機から燃料を取り出すためのカバーです。
取り出し作業に必要な天井クレーンなどを支えるために、強度の高い鉄骨でつくられています。
使用した鉄骨量は約4,000tで、東京タワーで使用された鋼材と同程度の量です。
破損した原子炉建屋に負担をかけない設計となっています。

現在の4号機

4号機で取り出した燃料はどこへ?

1F敷地内の共用プールなどに運ばれ、水中で適切に保管しています。

使用済燃料を共用プールに格納している様子

5号機って今は何に使われているの?

5号機の格納容器の構造と、2〜4号機の格納容器の構造が似ているため、
燃料デブリ取り出しに向けた調査の検証に使用しています。

共用プールには1〜4号機にあるすべての燃料が保管できるの?

共用プールで冷却保管できる燃料は6,799体です。
共用プールだけでは保管できないことから、
熱量が下がった燃料は乾式キャスクに移送して空冷保管しており、
2つの保管方法で管理しています。

共用プールへ移送するとなぜ安全なの?

使用済燃料を各原子炉建屋の燃料プールで保管するよりも、
共用プールにまとめて保管する方がリスク低減につながるため、順次移送を行なっています。

共用プールの中に見える格子状のものはなに?

燃料を保管するラックです。
燃料の出し入れや数量の管理がしやすいように燃料をラックに収容しています。

タンクには何が入っているの?

多核種除去設備等で浄化処理を行い62種類の放射性物質を低減し
「多核種除去設備等の処理水*」として貯蔵しています。

「多核種除去設備等の処理水」の表記について
トリチウムを除き告示濃度比総和1未満の処理水は「多核種除去設備等の処理水」又は「処理水」
十分に処理していない処理水は「多核種除去設備等の処理水(告示比総和1以上)」
2つを併せて示す場合は「処理水*」と表記しています。

タンクの大きさは?

タンクには、様々な種類がありますが、
標準タンクは、1基あたり約1,000m3です。

1Fの敷地内にはどれくらいタンクがあるの?

2021年1月時点、敷地内には約1,061基のタンクがあり、
約124万トンの処理水*を保管しています。
2020年12月末には約137万m3分のタンクの設置を完了しています。
詳しくは、処理水ポータルサイトをご覧ください

「多核種除去設備等の処理水」の表記について
トリチウムを除き告示濃度比総和1未満の処理水は「多核種除去設備等の処理水」又は「処理水」
十分に処理していない処理水は「多核種除去設備等の処理水(告示比総和1以上)」
2つを併せて示す場合は「処理水*」と表記しています。

タンクの下にあるテントはなに?

テントは、雨水が堰内に入らないようにするために設置したものです。
万が一、タンクから漏えいがあった場合でも、
漏れ出た水の量を正確に計測・分析できます。

白、灰色、水色のタンクに違いはある?

製造したメーカーにより色が違います。
性能に違いありませんので、ご安心ください。

処理水はずっとタンクで保管されるの?

タンクに貯蔵されている「多核種除去設備等の処理水*」を今後どのように取り扱うかについては、処理水の扱いに関する国の小委員会での議論、 地元をはじめ関係者の皆さまのご理解・調整も踏まえて、 国から基本的な方針が示される予定です。
当社は、処理水*をタンクで安全に管理しながら、国の方針を踏まえて、
関係者の皆さまのご意見を伺いつつ、丁寧なプロセスを踏んで、適切に対応してまいります。
今後の処理水*について詳しくは、処理水ポータルサイトをご覧ください

「多核種除去設備等の処理水」の表記について
トリチウムを除き告示濃度比総和1未満の処理水は「多核種除去設備等の処理水」又は「処理水」
十分に処理していない処理水は「多核種除去設備等の処理水(告示比総和1以上)」
2つを併せて示す場合は「処理水*」と表記しています。

燃料デブリ取り出しに向けて、1号機ではどのような作業を行っているの?

燃料デブリ取り出しに向けた調査として、
宇宙線ミュオンやロボットを用いて、
格納容器内の状況や放射線量を確認しました。
今後は、原子炉格納容器内での
水中ロボットの進行ルートを構築し、
堆積物の詳細な調査を進めていきます。

格納容器内部
格納容器底部
調査ロボット(ピーモルフ)

燃料デブリ取り出しに向けて、2号機ではどのような作業を行っているの?

燃料デブリ取り出しに向けた調査として、2018年2月の格納容器内部の調査を行い、
燃料デブリがあるとされている圧力容器の真下の撮影に成功。
その中の一部に燃料デブリと思われる堆積物が見つかりました。
また、水がしたたり落ちていたことから、燃料デブリは冷却状態が保たれていることが確認できました。
そこから約1年後の2019年2月には、初めて堆積物の硬さや脆さを確認する「接触調査」を実施。
格納容器の底に溜まった堆積物をつかみ、輪郭やその大きさ、持ち上げて動かせることが確認できました。
今後、2号機では少量の燃料デブリの試験的取り出しを行う予定です。
現在は、楢葉モックアップ施設で燃料デブリを採取するためのロボットアームの性能確認試験を行っています。

一部が変形した格納容器の作業用足場
圧力容器真下の様子
格納容器に落下した燃料集合体の一部


堆積物の接触調査

燃料デブリ取り出しに向けて、3号機ではどのような作業が行われているの?

燃料デブリ取り出しに向けては、2017年7月、格納容器内部の調査を実施。
3号機は、格納容器内に6.4mほど水が溜まっているので、水中ロボットで撮影を行いました。
燃料デブリがあるとされている圧力容器の真下の撮影に成功し、
溶け落ちたと思われる堆積物や構造物を確認しました。

格納容器底部の様子
圧力容器真下の様子1
圧力容器真下の様子2

冷凍機室は、何をする設備なの?

冷凍機室は、氷の壁(陸側遮水壁)をつくるために冷却材の温度をマイナス30度に下げる設備です。
冷却材は、配管を通って1~4号機を取り囲みます。
氷の壁を全長1500m、深さ30mにつくり、地下水の流れを抑えることができます。

冷却剤によって、地面を何度くらいで凍らせているの?

マイナス10度前後で凍らせています。

地表面の様子

陸側遮水壁は、夏でも溶け出したりしないの?

地中なので、外気の影響を受けにくく、
また、温度管理を24時間徹底しているため溶け出すことはありません。

冷凍機室から1~4号機周辺までどうやって冷却材を送り込んでいるの?

配管は1~4号機の周囲の地中までつながっていて、冷却材を循環させています。

冷凍機と1〜4号機周辺を結ぶ配管

汚染水を増やさないために、他にどんな対策をしているの?

山側から流れ込む地下水を井戸でくみ上げ、
港湾外に排水する地下水バイパスや建屋周辺に流れる地下水を井戸でくみ上げ、
浄化処理をして港湾内に排水するサブドレン、
敷地に降った雨水が地下水になることを防ぐため地面を舗装するフェーシングなど
様々な対策を行って、汚染水を増やさないように努めています。

高性能多核種除去設備は、何をする設備なの?

汚染水に含まれる放射性物質を取り除く浄化装置です。
汚染水を特殊なフィルターに通して、62種類の放射性物質を低減させることができます。
汚染水を浄化処理した「処理水*」について詳しくはこちらをご覧ください

「多核種除去設備等の処理水」の表記について
トリチウムを除き告示濃度比総和1未満の処理水は「多核種除去設備等の処理水」又は「処理水」
十分に処理していない処理水は「多核種除去設備等の処理水(告示比総和1以上)」
2つを併せて示す場合は「処理水*」と表記しています。

トリチウムとは?

トリチウム(三重水素)は、大気中の水蒸気や海などにも存在するエネルギーの小さな放射性物質です。
水素と同じ性質で水そのものとしてタンク内に存在しています。
そのため、トリチウムだけを取り除くことが困難です。

汚染水を扱う高性能多核種除去設備では、どのような格好で作業するの?

汚染水を扱うため、ここでは防護服と全面マスク(Yゾーン装備)で作業します。

高性能多核種除去設備は、1日にどれくらい汚染水を処理できるの?

すべての多核種除去設備を使用した場合、
1日あたり最大で約2,000トンの汚染水を浄化処理できます。

多核種除去設備以外にどんな処理を行っているの?

多核種除去設備に通す前に、まずは、セシウム吸着装置で、
汚染水に含まれる放射性物質の大部分を占めるセシウムとストロンチウムを取り除きます。
その後、淡水化装置を通して塩分を分離し、一部は多核種除去設備に通さず、
燃料デブリを冷やす冷却水として再利用します。

Gゾーン・Yゾーン・Rゾーンってなに?

1Fでは、放射性物質の汚染状態に応じて3つのエリアに区分しています。
それぞれ、信号のように色分けされており、
Green(G)、Yellow (Y)、Red(R)の頭文字をとって、こう呼ばれています。

Gゾーン
簡易マスクと一般作業服で作業できるエリア
Yゾーン
防護服と全面または半面マスクで作業するエリア
Rゾーン
防護服と全面マスクで作業するエリア
Gゾーン装備
Yゾーン・Rゾーン装備

この先の格納容器の中は、原子炉が稼働していたので、
放射性物質を含む粉じんが付着する可能性があるため、Yゾーンとしています。

一般作業服で作業できるエリア(Gゾーン)は、敷地全体の何%くらいなの?

1Fの敷地全体の96%にあたります。
また、地図の色分けが、放射性物質の汚染状態に応じたエリアの区分となります。

1Fで働く人の放射線量はどう管理されているの?

まず、法律により放射線作業従事者として登録を行わなければ、1Fで働くことができません。
作業員は、線量計を身につけて日々の放射線量を厳密に管理しており、
1年間の被ばく線量は50mSv以下、5年間で100mSv以下となるように定められています。
現在は、被ばく線量がより低くなるように作業計画を立てることで、
作業員の平均被ばく線量は、基準よりも十分に低い値になっています。
また、定期的な検査を通じて、放射線に関する健康管理を行なっています。

撤去したガレキはどこへ?

ガレキやその他の廃棄物は、放射線量や種類ごとに分別をし、
1Fの中にある廃棄物を貯蔵する建物などに保管しています。
現在、ガレキを砕くことで容積を減らし、効率的にコンテナに収容できる減容処理設備を建設中です。
2022年度内の竣工を目指しています。

作業や視察などで使用した作業服はどうなるの?

使用済の装備は廃棄物として適切に保管し保管容量を減らすため、順次焼却を行い灰を保管する運用をしています。

廃棄物関連の敷地造成地には、何が建つの?

ここには、廃棄物を焼却する施設や廃棄物の容量を減らす施設、
廃棄物を保管する施設などを建設予定です。
今後10年間で、約77万m3の廃棄物の発生が見込まれているため、
焼却や破砕などを行うことで、約26万m3に容量を減らして
適切に保管・管理していきます。

廃棄物関連の敷地造成地で計画されている設備は、いつ頃できるの?

現在、雑固体廃棄物焼却設備が運用を開始しています。
その他の施設は、順次運用を開始する予定です。

廃棄物関連の敷地造成地の広さはどれくらいあるの?

広さ約14ヘクタールの敷地に建設予定です。

放射線、放射能、放射性物質は何が違うの?

放射線は強力な光線のようなものです。
懐中電灯に例えるなら、「放射性物質」が懐中電灯で、
「放射線」とは放出されるエネルギーそのものであり、「懐中電灯の光」と表せます。
また、「放射能」は放射線を出す能力のことで、
「懐中電灯が光を出す能力」ということになります。

1F視察時の放射線量はどう管理されているの?

視察時には、一人ひとりに線量計をお渡しし、身につけていただきます。
視察でご覧いただくルートは、放射線量の被ばく線量の合計が最大で0.1mSv以下となるように、設定されています。
これは、東京-ニューヨーク間を飛行機で往復するよりも小さな放射線量です。

このサイトで表示されている放射線量はどう計測したの?

1Fの敷地では約90カ所に空気中の放射線量をリアルタイムに測定する線量計モニターを設置しています。
本サイトで表示している放射線量は、このモニターで計測した数値と、
携帯用の線量計で計測した数値を表示しています。
※2021年1月~2021年12月に計測したデータです。

線量計モニター

事故当時、中央制御室の放射線量はどうだったの?

緊急作業の作業者の線量限度250mSvを超えた作業者が6名確認されました。
いずれも中央制御室等で計器の監視等にあたった運転員や電気・計装系の技術者でした。
震災前の1Fの年平均被ばく線量は1.4mSv/年(2009年度)です。

「1F」とは?

「1F」とは福島第一原子力発電所の略称で、
現場で働く作業員の間でそう呼ばれています。

1号機そばにある鉄塔はなに?

事故前に原子炉建屋内の空調設備として、空気を外に排出するために使われていた排気筒です。
現在は使われていません。
この排気筒は耐震基準を充分に満たしていますが、万が一の事故を起こさないために、
地元企業とともに上部約60mの解体作業を行い、2020年5月1日に完了しました。

2号機原子炉建屋の前についている灰色のボックスはなに?

原子炉建屋上部の調査に向けてつくられた部屋で、前室(ぜんしつ)と呼ばれます。
前室の中で原子炉建屋の壁に穴を開ける作業などをすることで、
放射性物質を含むダストなどの飛散を抑制します。
高さ30m、幅38m、奥行き16mです。

3号機の最上階に人は上がれるの?

時間的な制約はありますが、上がることができます。
放射線量が高いため、遠隔操作できるクレーン車によって、
除染や放射線の遮へいを行いました。
それにより、人による作業が可能になりました。

5号機と6号機は、今も発電しているの?

現在は発電していません。
また、5号機は6号機と共に、廃炉が決定しています。

原子炉建屋はどのような構造をしているの?

1~5号機原子炉建屋を簡略化した図で表しています。
圧力容器の中に燃料棒を入れ、燃料棒から発生する熱を用いて発電を行います。
使用済燃料プールでは、未使用の燃料の保管と、発熱し続ける使用済燃料の冷却を行います。

発電時、原子炉格納容器内部ではどんな状態になるの?

原子力発電は、ウランを核分裂させるときに発生する熱エネルギーを利用して原子炉内の水を沸騰させ、
その高温・高圧の蒸気の力でタービンを回し、発電しています。
5号機は発電時の圧力容器内の圧力が約7Mpa、蒸気温度が約286°Cになります。

中央制御室は、もともと何をする施設なの?

もともとは、原子炉やタービンの運転や監視、放射線の管理などを行っていた施設です。
正式には中央制御室と言いますが、運転員たちは中央操作室、略して中操(ちゅうそう)と呼んでいます。
現在は、使用しておりません。