DX変革事例

河川関連データを活用した治水・地域防災貢献

  • 水力発電事業で収集・蓄積した多様な河川関連データによる新たな価値創出の糸口として地域防災への貢献を模索

  • 各地自治体と連携し、官民一体で取り組みを推進。各地域固有の外部データも取り込み、流域全体の防災力を強化

  • リアルタイムデータによるハザードマップの高度化等を企図し、保険事業会社や外部の防災団体との連携を展望

取り組みのポイント

  • 防災関連事業への河川データ活用

    • 水力発電所の運転監視制御システムで観測できる
      気象/水位/流量等の河川情報をデータ化

    • 長年蓄積したデータをもとに水位変動の分析モデル
      構築(AI活用による高度化)を企図

  • 外部組織や自治体との共創

    • 高度な被害予測モデル構築を保険事業会社と検討

    • 防災コンソーシアムを通し、参画企業とのデータ利活用・
      新規価値創出を検討

    • 流域全体でのデータ共有/統合管理/分析活用

取り組みの展望

  • 地域防災力を強化

    • 水位情報のリアルタイム取得・高度な水位予測により、早期の情報共有・アラート発信を実現

    • 迅速な避難を促進し、人的被害を低減

図

担当者の声

河川や発電所のデータを蓄積し、データプラットフォームを構築することで、水資源をより有効に活用する取り組みに繋げるとともに、このデータプラットフォームを軸とした新たな事業領域の創出などを将来的に検討していきたいと考えています。
蓄積データを活用し、外部の企業や自治体等を通じて、当社立地地域の防災力向上に貢献します。

東京電力リニューアブルパワー
技術・業務革新推進室
IT・OTシステムグループ
勝見 健

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