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プレスリリース 2005年

「八ツ沢発電所施設」の国の重要文化財への指定について〜明治後期に建設された日本初の大規模な調整池式水力発電施設がわが国最大規模の重要文化財に指定〜

                            平成17年12月27日
                            東京電力株式会社

 当社の「八ツ沢発電所施設」(水力、山梨県大月市・上野原市)は、本日、文
部科学大臣より、国の重要文化財として指定(注1)されました。

 八ツ沢発電所は、相模川水系の桂川の水を利用した、日本で初めての大規模な
調整池式(注2)発電所で、当社の前身である東京電灯株式会社(注3)が建設した
ものです。建設当時は、水力発電所として東洋一の規模を誇り、明治45年に営業
運転を開始して以来、約1世紀近くが経過した現在も稼動しております。

 この発電所は、川の上流に小さな堤(取水口)をつくって水を取り入れ、長い
水路で落差が得られるところまで水を導き、そこから下流に落ちる力で発電する
方法(水路式)を採用しています。
 今回、重要文化財に指定されたものは、取水口施設、隧道、水路橋(谷間など
に水路を渡すための橋)、調整池をはじめとする合計20箇所の発電所関連施設と
土地で、約14kmの範囲におよび、わが国の重要文化財の中で最大規模となります。
 重要文化財の指定にあたっては、明治後期の水力発電所建設の黎明期における
大規模な水力発電所関連施設が水系全体として残っていることに加え、当時の鉄
筋コンクリート構造の水路橋としては国内最大級の径間(橋脚の間隔)を実現し
た第1号水路橋や、ダムの高さとしては国内最大であった大野調整池堰堤など、
複数の構造物に高度な土木建設技術が発揮されていることなどが評価されました。

 当社の施設が国の重要文化財に指定されたことは大変名誉なことであり、当社
としては、建設以来約1世紀近くを経た現在も電力を供給し続ける貴重な施設を、
今後も維持、保存しながら、大切に利用していきたいと考えています。

                                 以 上

(注1)当社の施設が国の重要文化財に指定されたのは、群馬県の「丸沼堰堤」
   に続き2施設目(平成15年12月指定)。
  <参考>
  「丸沼堰堤」
    所在地:群馬県利根郡片品村大字東小川字根子2658-4、2658-5
    年 代:昭和6年竣工
    形 式:バットレスダム(水をせき止める壁を井桁で組んだ梁と柱(バ
        ットレス)で支える構造のコンクリートダム)
    寸 法:堤頂長(ダムの幅)88.2m 堤高(ダムの高さ)32.1m
    概 要:堰堤とは、河川を堰きとめて取水するために造った設備(ダム)
        のこと。昭和初期に全国で8基のみ建設されたバットレスダム
        で、現存する6基の中では最大規模。

(注2)調整池式
    水路の途中に調整池をつくることにより水量を調節して発電する方式。
   1日あるいは数日間の発電量をコントロールすることができる。

(注3)東京電灯株式会社
    明治19年7月に開業した、日本最初の電灯会社。昭和26年に東京電力が
   発足し、引き継がれた。

<別添>
・重要文化財に指定された施設の概要(PDF 78.5KB)八ツ沢発電所・水路平面図(PDF 47.4KB) 
<参考> 
・八ツ沢発電所の概要(PDF 91.7KB) 


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