プレスリリース 2007年

当社塩原発電所の緊急・暫定使用に伴う国土交通省からの河川法第23条の許可書の受領について

                            平成19年7月30日
                            東京電力株式会社

 当社は、7月26日、国土交通省関東地方整備局へ塩原発電所(所在地:栃木県
那須塩原市 出力:90万kW 揚水式水力発電所※1)の緊急・暫定使用に伴う河
川法第23条(流水の占用許可)の申請を行っておりましたが、本日、同局より
7月30日から9月7日までの期間限定の水利使用許可書を受領いたしましたので、
お知らせいたします。

 塩原発電所は、データ改ざん及び手続き不備等により、平成19年5月16日付で
関東地方整備局長から河川法第23条の取消処分を受けております。このため、現
在、同条の再申請に向け、上部ダムである八汐(やしお)ダム調整池の止水対策
調査等を進めております。
 こうした状況下において、平成19年7月16日に発生した新潟県中越沖地震によ
り、当社の柏崎刈羽原子力発電所が全号機停止し、今夏の運転再開の見通しがた
たない状況です。仮に、猛暑となり、最大電力が6,400万kW程度に達するなど万
が一の需給逼迫に備えて、当社は電力の安定供給に万全を期すため、地元の皆さ
まのご理解をいただき、塩原発電所を緊急使用できるように、河川法第23条に基
づく水利使用許可を申請したものです。

 改めて、このたびの地震により、立地地域の皆さまをはじめ社会の皆さまにご
心配とご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げます。
 また、当社は、お客さまにご不便をおかけすることなく電気をお使いいただけ
るよう、今後とも供給力確保に全力で努めてまいります。

                                 以 上

添付資料
・別紙1:塩原発電所調整池の状況(PDF 69.0KB)

※1:揚水式水力発電所
   運転開始から最大出力になるまで数分、出力調整にかかる時間は数秒とい
   う優れた特徴を持っており、電力需要の急激な変動に即応できることから、
   昼間の最も電力需要が高くなる時の電源として大きな役割を担うことがで
   きます。

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