• facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • twitter公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします

プレスリリース 2010年

柏崎刈羽原子力発電所7号機のハフニウムフラットチューブ型制御棒に関する健全性評価報告書の提出について

                             平成22年12月8日
                             東京電力株式会社

 当社は、柏崎刈羽原子力発電所7号機において、使用済燃料プールに保管してい
る使用済ハフニウムフラットチューブ型制御棒*11本のタイロッド*2に微細な
ひびが確認されたことを受け、11月1日に、経済産業省原子力安全・保安院から、
ひびの状況および発生原因の調査を行うとともに、ひびが確認された制御棒の健全
性と同一仕様の制御棒のひびの有無および健全性を確認するよう求める旨の指示文
書*3を受領いたしました。
 その後、外観点検を進めていたところ、柏崎刈羽原子力発電所7号機の同型使用
済制御棒で新たなひびを確認しましたが、ひびの数や長さ等を厳しく(タイロッド
の溶接部全てに破断を想定し、かつシース*4にもひびが進展している状態を想定)
評価しても、制御棒の構造健全性および制御棒挿入機能は確保され、安全上の問題
がないことを確認しており、制御棒の健全性には問題はないものと評価しておりま
した。
 なお、柏崎刈羽原子力発電所7号機において現在使用している同型制御棒全25本
のうち、すでに全挿入されている2本を除く23本の制御棒については、月に1回の
頻度で動作確認を実施することとしておりますが、これまでの動作確認により制御
棒は正常に動作し異常がないことを確認しております。
     (平成22年11月1日(1)(2)8日10日22日お知らせ済み)

 当社は指示文書にもとづき、現在運転中の柏崎刈羽原子力発電所7号機の原子炉
で使用されている同型制御棒の構造強度に係る健全性評価、および制御棒の挿入性
等の技術基準適合性を含む安全性について、これまで実施してきた評価結果を報告
書としてとりまとめ、本日、同院へ提出いたしましたのでお知らせいたします。

 今後も引き続き、現在当社で保管している同型の使用済制御棒についてシースを
含めた外観点検を継続し、ひびの有無の確認を行うとともに、ひびの発生原因の調
査を行い、これらの調査結果について、あらためて報告書としてとりまとめ、同院
へ報告する予定です。

                                  以 上

*1 ハフニウムフラットチューブ型制御棒
    高い中性子吸収能力を有するハフニウムを、平たい筒状に成形して中性子
   吸収材として使用した制御棒。

*2 タイロッド
    制御棒の構造部材の一つで、ハフニウムを包んでいる金属板(シース)や
   ハンドルを接続しているもの。

*3 指示文書
    「制御棒のひびに関する対応について(指示)」
                            (22原企課第110号)

   原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、貴社から、柏崎刈羽原子
  力発電所第7号機において使用されていた使用済ハフニウムフラットチューブ
  型制御棒においてひびが認められたとの報告を受けました。
   現在運転中である柏崎刈羽原子力発電所第7号機において同型の制御棒が25
  本使用されていることから、当院は貴社に対し下記の対応を求めることとしま
  す。

                  記

 1.現在運転中である柏崎刈羽原子力発電所第7号機の原子炉において使用され
   ているハフニウムフラットチューブ型制御棒については、構造強度に係る健
   全性評価及び制御棒の挿入性等の技術基準適合性を含む安全性の評価を確定
   し、速やかに報告すること。
    また、至近の定期事業者検査までの間、運転中における当該制御棒の動作
   確認を行い、その結果を報告すること。
    さらに、至近の定期事業者検査において当該制御棒のひびの有無について
   確認を行い、ひびが確認された場合は、以下に示す対応を行い、その結果を
   速やかに報告すること。
   (1)ひびの状況及び発生原因を調査すること
   (2)製造及び中性子照射量等を含む運転の履歴を調査すること
   (3)構造強度に係る健全性評価及び制御棒の挿入性等の技術基準適合性を
      含む安全性の評価を行うこと
 
 2.今般ひびが確認された使用済ハフニウムフラットチューブ型制御棒について
   は、1.(1)、(2)、(3)に示す対応を行い、その結果を速やかに報
   告すること。
 
 3.現在停止中の原子炉に装荷又は使用済みとして保管しているハフニウムフラ
   ットチューブ型制御棒がある場合には、ひびの有無について確認し、ひびが
   確認された場合は、1.(1)、(2)、(3)に示す対応を行い、その結
   果を速やかに報告すること。

*4 シース
    制御棒の構造部材の一つで、ハフニウムを包んでいる金属板。


ページの先頭へ戻ります