2019年10月29日

2019年10月29日
東京電力ホールディングス株式会社

 1号機廃棄物処理建屋北西エリアにおけるサブドレン運転制限値の逸脱について、その後の状況をお知らせします。

 本日(10月29日)、当該エリアと同様に監視対象外としているエリアを調査した結果、以下のエリアにおいて滞留水水位と近傍のサブドレン水の水位差が400mm以下になっていたことを確認しました。
・1号機廃棄物処理建屋南西エリアにおいては、サブドレンピットNo.204との水位差が、10月25日午後10時23分~同日午後11時56分の間
・2号機タービン建屋北東エリアにおいては、サブドレンピットNo.34との水位差が、10月25日午後4時56分~10月28日午後8時57分の間

このため、本日午後4時15分、実施計画III第1編第26条(建屋に貯留する滞留水)表26-2で定める運転上の制限「1号機廃棄物処理建屋および2号機タービン建屋の滞留水水位が近傍のサブドレン水の水位を超えないこと」を満足していないと判断しました。
なお、評価にあたっては各水位に対して塩分補正および計測誤差を考慮しています。

また、現在、上記二つのエリアの滞留水水位については、近傍のサブドレン水位と比較して計測誤差を考慮して設定した水位差400mmを上回っていることを確認しています。

なお、1号機廃棄物処理建屋については滞留水の移送作業を実施し完了済みであり、2号機タービン建屋の滞留水について移送作業を実施中です。

以 上

ページの先頭へ戻ります

  1. HOME
  2. リリース・お知らせ一覧
  3. 報道関係各位一斉メール
  4. 報道関係各位一斉メール2019年一覧
  5. 福島第一原子力発電所 1号機廃棄物処理建屋北西エリアにおけるサブドレン運転制限値の逸脱について(続報3)