2023年11月22日
東京電力ホールディングス株式会社

 本日開催された臨時の原子力規制委員会において、核物質防護に関する原子力規制検査の実施状況が報告され、当社柏崎刈羽原子力発電所の事案について、現時点での暫定評価結果として以下の判定を受けました。
 防護措置の脆弱性解消を確認したことから、核物質防護の脆弱性が公にならない範囲において、概要を別紙のとおりお知らせいたします。

 ・個人の信頼性確認結果の見誤りによる防護区域への一時的な入域について

安全上の重要度:緑※1  違反の深刻度レベル:Ⅳ※2

 また、同委員会において令和5年度第2四半期の原子力規制検査等の結果(核物質防護関係)が報告され、本年8月に暫定評価を受けていた事案について、暫定評価時と同等の以下判定を受けました。

 ・核物質防護用の照明設備に係る事案

安全上の重要度:緑※1  違反の深刻度レベル:Ⅳ※2

2023年8月23日 お知らせ済み

 当社は、引き続き改善措置活動に取り組むとともに、更なる安全性、信頼性の向上に努めてまいります。

  • ※1  安全上の重要度「緑」
    「安全上の重要度」は、原子力施設の安全確保に対する劣化の程度により「赤」「黄」「白」「緑」の順に区分される。重要度「緑」は、安全確保の機能または性能への影響があるが、限定的かつ極めて小さなものであり、事業者の改善措置活動により改善が見込める水準のものに適用される。
  • ※2  違反の深刻度レベル「SL Ⅳ」(SL: Severity Level)
    「違反の深刻度レベル」は、違反の深刻度に応じて「SL Ⅰ」「SL Ⅱ」「SL Ⅲ」「SL Ⅳ」の順に区分される。深刻度「SL Ⅳ」は、原子力安全上または核物質防護上の影響が限定的であるもの、またはそうした状況になり得たものに適用される。

別紙

以 上

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