2024年1月30日
Hawaiian Electric Company, Inc
Sacramento Municipal Utility District
東京電力ホールディングス株式会社

 Hawaiian Electric Company, Inc (ハワイアン電力会社、以下、「HECO」)、Sacramento Municipal Utility District(サクラメント電力公社、以下、「SMUD」)、東京電力ホールディングス株式会社(以下、「東電HD」)は、本日、交通セクターの電化とカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの更なる加速に貢献するV2X※1技術の活用について、協働合意書(以下、「MOU」)を締結しました。

 SMUDと東電HDは、弾力性と信頼性のある電力系統を維持しながら、電気自動車(以下、「EV」)導入拡大やV2X技術の支援に関する共同研究および相互協力を行うことを定めて、取り組みを進めてまいりました(2022年11月2日お知らせ済み※2)。
 本MOUにより、HECOがこの取り組みに加わることになり、世界的トップレベルのEV普及先行地域をけん引するSMUD・HECOと、日本最大の電力会社である東電HDが協働することになります。三者は、カーボンニュートラル実現に向けたEV・太陽光発電の更なる導入、電気料金の節約、更には送配電設備における負荷低減などを目指してまいります。

 具体的には、EVを制御する技術・システムの開発、試験運用を通じて、充電形態や料金形態など、EVの最適な活用方法を明らかにします。また、電力系統の計画・運用やお客さまへの経済的な影響についても検証してまいります。
 これに加えて、EVの充電管理、双方向充電(V2X)などの技術を用いることで、再生可能エネルギーの有効活用が可能になるとともに、災害時にお客さまの建物の照明等の非常用電源としてEVに貯蔵された電力を利用する事も可能になり、カーボンニュートラルと防災を両立する「次世代のまちづくり」にも寄与します。

 SMUDおよびHECOは、EV-電力系統間のV2X技術を、効率的な設備形成・系統運用に有効なキーポイントとなる技術と位置付け、具体的な検討を行います。
 東電HDは、2020年度までのV2X技術に関する実証※3で得た知見を活かし、V2X技術の導入を支援します。
 三者は、本MOUに基づき、EVのV2X技術を含む電力系統での運用技術におけるリーダーシップを獲得するとともに、カーボンニュートラルと経済性の両立を目指してまいります。

  • ※1 

    V2X(Vehicle to X):
    Vehicle to X の略で、自動車からX(対象物)へ給電するという意味

  • ※2 

    プレスリリース「Sacramento Municipal Utility Districtと東京電力ホールディングスの提携により交通セクターの電化とカーボンニュートラル目標達成に向けた取り組みを加速」https://www.tepco.co.jp/press/release/2022/1664201_8712.html

  • ※3 

    V2X技術に関する実証:
    2018年に、東京電力パワーグリッド株式会社でV2G実証(各事業所の営業車EV約80台使用)、東電HDでV2Xの開発に着手。
    なお、2011年にチャデモ(EV充電規格)としてV2X(EVの充放電規格)仕様策定に着手し、2012年および2014年にそれぞれ国内仕様、海外版のガイドラインをチャデモ会員に公開している。

【別紙】

以 上

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    -交通セクターの電化を通じたカーボンニュートラルの更なる推進へ-