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尾瀬を知る

尾瀬だより

第6回 「見つけたっ!尾瀬の"夏"」

平成22年8月1日

尾瀬も、7月中旬には梅雨明けとなり、日中はじりじりと照りつく暑さになってきました。朝夕には、暑さも和らぎ、爽やかな風が吹いています。ところで、夏休みの計画はもう立てられたでしょうか?「まだだよ~」っていう方!今年の夏は、ぜひ尾瀬へと足を運んでみてはいかがでしょうか?山小屋に泊まって静かな尾瀬を過ごしたり、尾瀬の麓・戸倉には温泉もあります。おすすめコースはこのホームページ内『バーチャル散策』でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

今回は、テレビ番組「森のささやきに包まれて(特別編)」で田中好子さんと国仲涼子さんに尾瀬に来ていただきました。そのロケ模様、夏の花を中心に、桑原よりお届けします。

【ステキな親子!】
7月31日、フジテレビで放映された「森のささやきに包まれて」のロケが行われ、私も一緒に行ってきました。この番組は、毎週火曜日の夜に放送されている「森のささやき」の特別版で、出演者は、「森のささやき」の語りでもおなじみの田中好子(右)さんとドラマで親子役を演じた国仲涼子(左)さんです!田中さんと国仲さんは、初!尾瀬だそうです。当日は、ちょうど梅雨明けになったばかりで雲一つないお天気に恵まれました。山ノ鼻から歩いてくる瞬間をパチリと撮ったのですが、本当に親子のようで、とても仲良く散策されていました。とてもかわいい親子ですよね!

(7月19日 山ノ鼻)

【尾瀬ヶ原でおしゃべりタイム】
この番組では、田中さんと国仲さんが、尾瀬の地で活動している人たちに出会い、尾瀬(尾瀬ヶ原・尾瀬沼)を散策する内容となっています。我がスタッフを代表して、東京電力自然学校スタッフの七五三木(しめぎ)〔左〕が出演しました! 大先輩ながら始まる前は、ちょっと心配気な顔をしていたのですが、撮影が始まると、そんな不安はどこにいったのやら、緊張のかけらもなく(失礼!)本領発揮! 田中さんも国仲さんも尾瀬にまつわる話を楽しく聞いていました。

(7月19日 牛首)

【ハイ・ポーズ!】
尾瀬の自然を長年撮り続けている写真家の新井幸人さん(右端)も出演しました。ちょうど、ニッコウキスゲが満開を迎える時期だったこともあり、田中さんがスケッチをしている横で、新井さんが国仲さんにニッコウキスゲをきれいに撮る方法をレクチャーしてくださいました。ニッコウキスゲがあまりにきれいだったので、記念写真を一枚。国仲さんは、「尾瀬の大自然にパワーをたくさんもらった」とおっしゃっていました。尾瀬の風景はいつ来ても、雄大で癒されますよね。

(7月19日 尾瀬ヶ原)

【「森のささやき」スタッフたちと】
今回の取材ロケに携わった関係者の皆さんです。何気なく見ているテレビの裏ではたくさんの人たちが関わっていることに驚きました! メンバーの話によれば、尾瀬ヶ原から尾瀬沼へ抜ける途中、筋肉痛になったり、重い機材を運ぶのがつらかったり、体力限界になりそうで、無事に帰れるのか?という思いが一瞬、頭をよぎったそうです。田中さんも、「道中、どうなるかと思ったけど、自分の足でここまで来られたのがうれしい!」とおっしゃっていました。暑い日射しの中、やっとたどり着いた尾瀬沼は疲れを吹き飛ばしてしまうほど、圧倒的な景観でした!(写真がなくて、ごめんなさい・・・)

(7月20日 東電小屋)

【ニッコウキスゲをパチリ!】
お尻を向けてしまって、すみません!大江湿原の風景を写真におさめようとしているところを、ロケで一緒だった製作スタッフが私の知らない間に隠し撮り(!?)をしていたそうです。スタッフから写真をいただくまで、撮られていることを全く知りませんでした。この撮影ポーズ、なかなか様になっているでしょうか。

(7月20日 大江湿原)

【東電小屋のイワツバメ】
ロケ撮影中の合間に東電小屋の2階から尾瀬ヶ原に向かって撮影してみました。黒っぽいものがあるのは分かりますでしょうか?この黒い部分は、東電小屋に巣をつくっているイワツバメたちが元気よく飛んでいるところです。動きがとても速くて撮るのに苦戦しましたが、「会心の作」です。プロのカメラマンから見れば、甘い!と言われそうですが・・・。 以上、「森のささやき」ロケのご紹介でした。

(7月20日 東電小屋)

【尾瀬ヶ原のニッコウキスゲ】
ここからは、7月の3連休以降を中心に尾瀬ヶ原や尾瀬沼で見つけたものをご紹介します。毎年、7月中旬頃、尾瀬ヶ原では見頃を迎えます。今年も尾瀬ヶ原の下ノ大堀川付近では、黄色い絨毯(じゅうたん)となり、とてもきれいでした。

(7月17日 下ノ大堀川付近)

【山ノ鼻に人がいっぱい】
3連休の最終日、山ノ鼻は学校の林間学校で尾瀬を訪れている子どもたちであふれていました。尾瀬ヶ原でもたくさんのハイカーが楽しんでいる様子が見えました。スタッフの話によると、18日は戸倉の駐車場がどこも満車になるほど、学生たちや仲間たち、家族連れでにぎわっていたそうです。連休の3日間はお天気もよく、ハイキング日和でした。今度は、ぜひ違った季節の尾瀬に来てくださいね。

(7月19日 山ノ鼻)

【ミズチドリ】
ニッコウキスゲが見頃になる頃、湿原で見られる花です。ニッコウキスゲよりもやや水分の多い所を好んで生育しているそうです。背景の黄緑色が、純白のミズチドリを際立たせてくれています。

(7月17日 牛首からヨッピ吊橋間)

【朝霧の燧ヶ岳】
早朝外に出てみると、空は澄み渡った青空で、尾瀬沼は一面、霧が懸かっていました。霧の懸かった後ろには、薄っすらと燧ヶ岳が見えています。天気の良い日には、たびたび見られる光景だそうです。

(7月19日 尾瀬沼付近)

【コオニユリ】
小鬼百合と書き、「小さな鬼百合」の由来から来ているそうです。ユリ科の中ではとても花が小さいそうですが、鮮やかなオレンジ色が一際目立っていました。花はクルマユリに似ていると言われるそうですが、日当たりのよい山地や高層湿原に生育、葉の形は細長く、交互についているところに違いがあるそうです。また、花の大きさがクルマユリよりも大きいそうです。

(7月22日 大江湿原)

【ゴゼンタチバナ】
白い花弁(はなびら)のように見えるものは、ミズバショウの仏炎苞(ぶつえんほう)と同じく、葉が変化したもので、総苞片(そうほうへん)と呼ぶそうです。中心にある花が咲く茎には、葉は6枚、咲かない茎には葉は4枚とそれぞれ付くのが特徴です。

(7月22日 白砂峠)

【ヤマハハコ】
登山道脇や高山などの日当たりの良い場所に生育する植物で、葉は3本の葉脈が目立ち、裏には白い綿毛に覆われているそうです。日本だけではなく、海外でも見られるそうで、中国、ヒマラヤ、北アメリカなどに広く分布しているそうです。
以上、7月の植物情報でした。

(7月22日 大江湿原)

【木道の焼印押し作業】
尾瀬では、湿原を踏み荒らすことなく、影響を最小限に抑えながら、人と自然がふれあうことができるように全長65kmにわたって、木道を敷いています。様々な関係者の方々と協力しながら、設置しているため、色々な焼印を見ることができます。そのうち、東京電力が設置している木道の焼印は、テプコマークと木道を設置した年になっています。新しく敷設した木道は、環境保全スタッフたちによって、一つ一つ丁寧に押してもらっています。尾瀬に行ったら、ぜひ木道に注目してみてくださいね。

(7月23日 オヤマ沢田代)

【至仏山環境調査】
7月1日の至仏山山開きの直前に、6月29~30日に登山道の環境調査が行われました。多くの専門家の先生方とともに辰井が調査に同行してきました。2日間とも雨で、この調査は毎年雨に見舞われることが多いようです。関係者の話によれば、雨が降ると、晴れの時では分からない影響を見ることができるらしく、雨の方が調査には打ってつけだそうです。でも、雨の中の作業は大変そうですよね。

(6月30日 至仏山)

【今後・・・】
至仏山では、植生調査や登山の時に与える影響などを調べました。今回の現地調査の結果をもとに、今後は「至仏山環境調査専門委員会」の場で対策が話し合われることとなります。詳しくは(財)尾瀬保護財団の活動紹介のページをご覧ください。 以上、至仏山の環境調査の様子でした。

(6月30日 至仏山)

次回は、8月上旬に、尾瀬風景、日々頑張るスタッフたちの様子を辰井よりお届けする予定です。

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