より快適で、おトクなマンションライフを実現するために~「スマートマンションサポートサービス」とは~

2016/10/18

東京電力エナジーパートナーがご提供する、既設の分譲マンションを対象とした「スマートマンションサポートサービス」は、2014年8月よりご案内を開始しました。プレスリリース直後は、電気料金の削減につながるサービスとして大きな反響を呼び、おかげさまで多くのお客さまからお問い合わせをいただきました。翌年6月には、埼玉県熊谷市のマンションではじめて、サービスのご提供を開始し、今年8月に開かれた同マンションの理事会では、サービス導入1年目の実績報告を行いました。そこで今回は、まだあまり知られていない「スマートマンションサポートサービス」の詳細をお伝えするとともに、サービスを通して、お客さまのあらゆるニーズに応えるべく奔走する、二人の当社社員をご紹介します。

大澤 由美子

東京電力エナジーパートナー株式会社
リビング事業本部
集合住宅提案グループ 副部長

1992年入社。エコキュートなどの普及促進、新人研修、カスタマーセンターの開設、電力需要の想定調査などさまざまな業務を経験し、2014年より「スマートマンションサポートサービス」の主に営業に携わる。

河嶋 俊之

東京電力エナジーパートナー株式会社
リビング事業本部
集合住宅提案グループ 副部長

1991年入社。火力発電所の運転・保守・設計・建設工事管理など現場での業務に携わったのち、営業部でエコキュートの開発を手がけ、茨城支店ではマネージャーとして営業を担当。2014年より「スマートマンションサポートサービス」の主に保守・管理などに携わる。

マンション1棟分の電気を一括契約し、電気代を削減するサービス

「スマートマンションサポートサービス」は、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の分譲マンションを対象に、家庭向けよりも高い電圧でマンション一棟に対して電気をお届けする「高圧一括受電」サービスです。通常、マンションにお住まいのお客さまは、それぞれが電力会社と個別契約(低圧契約)を結んでいますが、「スマートマンションサポートサービス」は、管理組合がマンション1棟分の電気を一括契約(高圧契約)し、各戸へ低圧に変換して供給します。導入費用はかからず、共用部分の電気料金を2〜4割ほど削減することができます。

大澤:「マンションにお住まいの方は、管理組合さまとの間で電気の利用に関する契約を結んでいただきますが、私たちは、管理組合さまから委託を受け、検針、料金収納などをこれまでと同じように行います。ですから、電気料金のお支払い方法なども変わりませんし、住民のみなさまは、今までと同様に安心して電気をお使いいただけます」

サービス導入までの流れは、まずはじめに当社にて電気設備などの調査を行い、「高圧一括受電」が可能であることをご確認し、具体的にどれだけ電気料金を削減できるかご提案いたします。その後は、マンションの理事会でのサービス内容のご説明、総会でのご承認を経て、マンションにお住まいのすべてのお客さまの同意を得たうえで正式にご契約いたします。その過程では、当社担当者が直接足を運び、各住戸にご訪問するなどして、繰り返し丁寧にご説明します。

大澤:「サービスのご契約には、マンションにお住まいの全ての方から申込書をご提出いただく必要があります。でも、なかには新しいシステムに不安を持たれる方、サービスの詳細をもっとよく説明してほしいという方、忙しくてなかなか申込書を提出できないという方もいらっしゃいます。私たちは、そうした方々一人ひとりの声に耳を傾け、ご要望にお応えしていくようにしています」

大澤さんなどの営業担当者は、マンションにお住まいのお客さまからご理解をいただくために、時間や場所を問わずどこへでも足を運び、全てのお客さまから合意いただくまで全力を尽くします。そうして正式にご契約いたしますと、次に電気設備の導入工事を行ったうえで、サービスのご提供を開始します。

河嶋:「導入工事には停電がともなうのですが、住民の方々には、工事の日時や詳細をチラシなどで事前にお伝えし、ご迷惑のかからない時間帯にすみやかに工事が終わるようにします。サービス導入後は、年間を通じて電気設備の保守・保安・管理などを行い、年に1回の定期点検も実施いたします。このときは建物の電気設備だけでなく、住民のみなさまが日々の暮らしの中で安心、安全に電気をお使いいただけるよう、各戸でご使用の分電盤なども検査いたします」

「スマートマンションサポートサービス」の導入には、こうしたさまざまな過程があり、第1号物件である埼玉県熊谷市のマンションは、大澤さんや河嶋さんにとって、そのすべてがはじめての経験であったので、慣れない場面や戸惑いも多かったようです。8月27日、そのマンションで、サービス導入後1年の報告を行う理事会が開催され、二人は緊張した面持ちではじめての実績報告に望みました。

「高圧一括受電」導入前:個別契約(低圧契約)

現状では各戸が個別にご契約されています。(一般の戸建て住宅と同じ契約です)

「高圧一括受電」導入後:一括契約(高圧契約)

管理組合さま等がマンション1棟分の電気を一括でご契約されます。(ビルやホテルと同じ契約です)

「スマートマンションサポートサービス」導入の第1号物件となった、埼玉県熊谷市のマンション

共用部電気料金を35%削減

JR熊谷駅から徒歩約10分に位置するマンションは、総戸数56戸の15階建て。レンガ造りの落ち着いた雰囲気のエントランスを入ると、明るく開放的なロビーが広がります。この日の理事会には、大澤さん、河嶋さんのほかに、理事会のメンバーと管理会社の方々を含め6人がご出席されました。ご挨拶の後、まずは大澤さんから、サービス導入前と比べた1年間の電気代のグラフをご提示しました。
「サービスの導入時には、削減率35%というご提案をさせていただきましたが、導入後1年間の共用部電気代は、当初試算を上回る約53万円の削減効果が出ています」

この報告をお聞きになったお客さまが、手元の資料を見ながらみな一様にうなづかれたので、大澤さんも一安心。次に、河嶋さんから、サービス導入後の1年点検の結果を報告しました。
「今回は、電気事業法の電気設備技術基準に沿って、サービス導入後1年目の定期点検をさせていただきました。各住戸の分電盤も検査し、ほとんどの検査項目で問題はありませんでしたが、こちらのマンションでは、建設当時から、ブレーカーの設置されていない電気回路が一箇所あることがわかりましたので、詳しくご報告いたします」

これに関しては、河嶋さんが資料の図をもとに詳しくご説明し、理事会の方々からは、「東電さんのサービスを導入したおかげで、電気設備の問題点を見つけることができてよかった」という声をいただきました。その後は、スマートメーターの個人情報についての質問などにお答えし、はじめての実績報告を無事に終えることができました。

大澤:「こちらのマンションは、私たちにとっての第1号物件でしたが、住民のみなさまのご協力だけでなく、管理会社の方や管理人さんのご支援のおかげで、無事に契約を結ぶことができました。マンションの設備について詳しい管理会社の方には教えていただくことも多く、管理人さんは、個別にご訪問する方に事前に声をかけてくださったりして、さまざまな場面で助けていただきました」

河嶋:「今回の理事会でのご報告も含め、難しい電気設備についてお話しするときには、できる限りわかりやすくご説明するように心がけています。たとえば、年に1回の定期点検など停電をともなう作業については、車検にたとえたりします。そうすると、車を安全に運転するために車検が必要なのと同じように、電気を安全に使うためにも検査が必要だとご理解いただけます。今回はその定期点検で、対応が必要な箇所を見つけることができてよかったと思います」

サービス導入後はじめて開催されたマンションの理事会で、電気料金を大幅に削減できたことと、1年点検の結果を報告する大澤さんと河嶋さん

電気料金の削減率や検査結果は、わかりやすい図やグラフで報告

はじめての実績報告を終えてほっとしたという大澤さんと河嶋さんですが、今後にむけて、まだ多くの課題があるといいます。「スマートマンションサポートサービス」の導入から約1年が経過し、2016年9月時点で導入いただいた物件数は50件を超えました。今後は、新規でご契約いただくために力を尽くしていき、すでに導入いただいたマンションから得られた知見の蓄積や業務の効率化が必要です。そのための取り組みが日々続いています。

※ 削減対象は基本料金と電力量料金(再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料費調整額は対象外)

さらなる知見の蓄積と課題の克服で、お客さまの暮らしに貢献する

大澤:「サービスをご提供するマンションは、埼玉、東京、千葉、神奈川と広い範囲にあり、ご説明にうかがう理事会などは週末に集中します。今日の理事会は、1年目の特別なご報告だったのでふたりで出席しましたが、普段は限られた人数で多くのお客さまに対応できるよう、営業の担当も保守・管理など技術の担当も一人でご説明にうかがいます。ですから私たちは、それぞれの専門分野に関わらず、どんなご質問にも一人で答えることができるよう準備していますし、お客さまからの質問はすべて担当者間で情報共有をしています。それでも対応に追われがちで、電話でのお問合せなどもたいへん多いので、今後は、業務の流れや手順を効率化したビジネススキームを構築し、さらにきめ細かくお客さまのご要望にお応えしていきたいと思っています」

河嶋:「私の場合には、3つのことを意識してサービスに取り組んできました。一つ目は、長く現場経験を積んできた火力発電所とは違う、集合住宅の電気設備についての理解を深め、その特徴に合わせた対応をすること。二つ目は、サービスを導入していただいた物件を万全の体制で管理し、トラブルなく安定して電気を供給するための保守・保安に努めること。三つ目は、難しい電気設備や停電をともなう点検作業の必要性などを、どなたにもわかるようやさしい言葉でお伝えすること。今後は、こうした取り組みを通して多くの知見を積み重ね、さらなるサービスの向上を目指します」

サービスの詳細な説明をするために、マンションの各部屋を戸別にうかがうこともある

まだはじまったばかりのサービスを大きく成長させ、電力の全面自由化という環境のなかで選ばれるためには、新しいことへの挑戦も重要な課題です。「スマートマンションサポートサービス」を導入してよかったと言っていただけるよう、アイディアや工夫を凝らし、あらゆるニーズに応えていくことも今後の大きな目標となります。

電気のことはすべておまかせいただける、よきパートナーに

大澤:「お客さまのお話をうかがっていると、電気料金の削減についてはもちろんですが、それ以外にもたくさんのニーズがあることに気付きます。安心安全な電気設備や省エネについてのご相談を受けることも多いので、電気料金以外で貢献できることも積極的に考えていきたいと思います。私たちは、お客さまのニーズに合わせ、ご希望に応えるサービスをご提供するために、これからもさまざまな取り組みに挑戦していきます」

河嶋:「ただ単に「高圧一括受電」のサービスをご提供し、建物の電気設備を管理するだけでなく、お住まいの方々の快適な暮らしも含め、エネルギーサービスをトータルで担うよきパートナーになることが私たちの願いです。「スマートマンションサポートサービス」を通してそれを実現すべく、これまで以上にお客さまとの関係を大切にし、一人ひとりのご希望にも真摯にお応えしていきたいと思います」

何もかもがはじめての体験だった、サービス導入第1号物件のエントランスで

「スマートマンションサポートサービス」では、現在の「共用部削減プラン」(共用部の電気料金を削減)に加え、今後は、共用部と専有部の両方や、専有部のみの電気料金が削減できるプランをご提供する予定です。電力の全面自由化でさまざまプランが登場し、お客さまの選択肢が増えた今、マンションの「高圧一括受電」という新しいサービスを担い、その最前線に立つ二人には、暮らしを支える大切な電気のことはすべておまかせいただける、よきパートナーでありたいという熱い想いがあります。

関連情報

  • 「スマートマンションサポートサービス」とは

    高圧一括受電をご検討されているマンション管理組合さまを対象に、サービスの導入に必要な電気設備の調達などをサポートさせていただくとともに、当社がこれまで培ってきたノウハウを生かして、検針、料金請求・収納、電気設備の保安管理、緊急時の対応など、安心のサービスをご提供させていただくものです。

  • 導入実績・お客さまの声

    「スマートマンションサポートサービス」を導入いただいたお客さまの声をご紹介します。
    「レクセルガーデンせんげん台」の場合

  • 導入実績・お客さまの声

    「スマートマンションサポートサービス」を導入いただいたお客さまの声をご紹介します。
    「グランドメゾン千駄木中央」の場合

関連情報

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