福島第二原子力発電所は、福島第一原子力発電所から南に約12kmの位置に立地しており、2011年に発生した福島第一原子力発電所の事故以降、同発電所廃炉作業の後方支援拠点としての役割も担っています。
 事故直後、福島第一原子力発電所からの負傷者の一時受け入れや作業員の休憩場所など事故収束のための活動拠点として一翼を担い、福島第一原子力発電所に新事務棟ができるまで、バックオフィスとして大きな役割も果たしました。
 その後も当所は、さまざまな支援を行っており、これまでに汚染水貯蔵タンクや消波ブロックの製作、放射性物質の拡散防止対策として港湾内の海底へ敷設する被覆材の製造などを実施しています。
 また、当所所員が福島第一原子力発電所に赴いて廃炉業務等の支援も行っています。
 今後も福島第一原子力発電所の廃炉作業が着実に遂行されるよう、支援活動を進めてまいります。

支援活動の様子