使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けて、どのような作業を行っているの?
1号機は、事故当時、水素爆発により、原子炉建屋の上部が大きく壊れました。
その影響でガレキが上部に今なお残っています。
使用済燃料プールから燃料を取り出すためには、ガレキの撤去が必要であり、2018年1月からその撤去作業を行っています。
事故当時から今までどのように変わったの?
原子炉建屋の中ではどのような作業を行っているの?
廃炉作業へ向けた除染作業や原子炉建屋に滞留している
汚染水を処理する作業などを行なっています。
また、燃料デブリ取り出しに向けた調査として、
宇宙線ミュオンやロボットを用い、
格納容器内の映像や放射線量などの情報を得ています。



撤去したガレキはどこへ?
ガレキやその他の廃棄物は、放射線量や種類ごとに分別をし、1Fの中にある廃棄物を貯蔵する建物などに保管しています。
クレーンで吊るされている物はなに?
小さなガレキを掃除機のように吸引する装置です。
2018年1月から原子炉建屋上部のガレキ撤去作業を開始しました。
ガレキの撤去はいつ終わるの?
1号機のガレキ撤去は、2023年の使用済燃料プールからの
燃料取り出しに向けて2021年度中の完了を目指しています。
この鉄塔はなに?
事故前に原子炉建屋内の空調設備として、空気を外に排出するために使われていた排気筒です。現在は使われていません。
2019年度中に鉄塔上部の解体作業を開始する予定です。