仮設ケーブル接続チームとは

震災当時は、津波により被災した電源復旧のため、協力企業の皆さまと当社社員総勢約200人で、総延長約9kmの仮設ケーブル(ケーブルの重さは1mあたり約5kg)を一昼夜かけて布設しました。
万が一電源復旧が必要となった際に、当社社員が単独でも速やかに対応できるよう、クレーン操作やケーブルの端末処理・接続等の実技訓練を行っています。
本作業では、ケーブルを解線し、専用の圧着工具を使い端末処理をするなど、社員が普段行っていないことをする難しさがあります。
有事の際には、電源確保や、原子炉・使用済燃料プールの冷却源となる水を送り込むためのポンプへの電源供給作業という重要な役割を担い、また、ケーブルや資機材の搬入、電源盤から現場機器までのケーブル布設など、体力も必要とされるチームです。

仮設ケーブル接続チームの訓練成果を確認する様子