浄化処理の概要

「ALPS処理水」の表記について(2021.4.27見直し)

  • トリチウム以外の放射性物質が、安全に関する規制基準値を確実に下回るまで、多核種除去設備等で浄化処理した水(トリチウムを除く告示濃度比総和1未満)は「ALPS処理水」

  • 多核種除去設備等で浄化処理した水のうち、安全に関する規制基準を満たしていない水
    (トリチウムを除く告示濃度比総和1以上)は「処理途上水」

  • 2つを併せて示す場合は「ALPS処理水等」と表記します。

※なお、過去に掲載した資料については、これまでの表記(以下、2020年3月見直し)としています。

  • 「多核種除去設備等の処理水」の表記について(2020年3月見直し)

     

  • トリチウムを除き告示濃度比総和1未満の処理水は「多核種除去設備等の処理水」又は「処理水」

  • 十分に処理していない処理水は「多核種除去設備等の処理水(告示比総和1以上)」

  • 2つを併せて示す場合は「処理水*」と表記しています。

主な計測・分析結果

(1)建屋内への地下水流入量:106 m3/日 (2024年1月29日現在)

 最新データはこちらをご覧ください。

(2)建屋内滞留水の貯蔵量:約17,977 m3 (2024年1月25日現在)

 最新データはこちらをご覧ください。

(3)多核種除去設備の出口における水の放射能濃度 (出口濃度)

 ※多核種除去設備の処理能力を評価すること等を目的に実施。

既設多核種除去設備

増設多核種除去設備

高性能多核種除去設備

※2016年度以降、高性能多核種除去設備は処理を行っておらず、設備保全を目的とした循環運転を実施していることから、2015年度の結果のみを掲載しています。

多核種除去設備等処理水の取扱に関する小委員会(2018年10月開催) 参考資料-1はこちら(2018年10月17日資料訂正※1(1.87MB)

※1 資料に掲載しているグラフに数値データが適切に反映されていなかったため、資料を訂正いたしました(変更比較表(5.34MB))。

<参考>参考資料-1に掲載しているグラフの数値データ

※2 数値データの一部に誤りがあったため、資料を訂正いたしました(2018年10月17日訂正)。

*2015年4月30日以降の数値データはこちらにも掲載しています。

(4)多核種除去設備で処理した水の放射能濃度詳細分析(62核種)

 ※多核種除去設備の処理能力(性能)の評価等を目的に実施。

多核種除去設備等処理水の取扱に関する小委員会(2018年10月開催) 参考資料-2はこちら(1.23MB)

(5)多核種除去設備で処理した水の放射能濃度(タンク群毎)

 ※多核種除去設備等処理水の放射能濃度をタンク群毎に把握すること等を目的に実施。

貯蔵タンクエリア毎の放射能濃度は こちら (実測値)をご覧ください。

(6)多核種除去設備等で処理した水の保管量

 ストロンチウム処理水(ALPS処理前水)およびALPS処理水等の貯蔵量や汚染水を浄化した「処理水」に関するデータ・情報については、処理水ポータルサイトをご覧ください。

多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 配付資料はこちら

地域・社会の皆さまに放射能濃度の状況をご確認いただけるよう、上記以外にも試料採取・放射能濃度の測定を行い、その結果をお知らせしております。
詳しくはこちらをご覧ください。