皆さんは日本山鼠(二ホンヤマネ)をご存知でしょうか。ヤマネはネズミやリスの仲間ともいわれ、日本の森林環境に生息しています。体重は10~22グラムほどと非常に軽く、枝から枝へと飛びまわりながら、木の上で暮らす夜行性の哺乳類です。準絶滅危惧種に指定されており、国の天然記念物でもあります。また、森の豊かさを示す指標動物として知られています。(当社HPhttps://www.tepco.co.jp/rp/oze/iku/life/animal/other/other12-j.html参照)
このヤマネは、尾瀬戸倉の森にも生息しています。
この地域では、東京電力グループで尾瀬の保全活動を担う東京パワーテクノロジーが木道の材料確保としてカラマツの間伐作業を行っています。
同社はこの作業が森林へ与える影響を調べるため、林業関係者に「山の守り神」として大切にされてきたヤマネの生息状況を、2018年から調査してきました。その結果、間伐による大きな影響はないことが確認されています。
(尾瀬に行こォゼ!Vol.10:https://www.tepco.co.jp/rp/oze/mamoru/column/column38-j.html参照)
さらに東京パワーテクノロジーでは、森林環境学習として、ヤマネ調査体験も実施するほか、群馬県立尾瀬高等学校理科部と合同で、ヤマネの生態調査を継続しています。
尾瀬高等学校理科部は、2026年3月に開催された「つくばScience Edge(https://www.jtbbwt.com/files/user/ScienceEdge/)」にて、「ヤマネの調査から野生動物にやさしい森林管理を考える」について発表しました。全国から集まった470件あるテーマの中で上位入賞し、副賞として夏に開催される「Global Link Singapore」および「Global Link Australia」での発表推薦権・招待権を獲得しました。今後はシンガポールやオーストラリアといった海外の舞台で、尾瀬の森で探究してきたヤマネについての発表が行われます。
尾瀬高等学校自然環境科3年の小林礼弥さんは、「先輩から引き継いできた長年の研究で、このような素晴らしい賞をいただき、大変うれしく思います。発表はとても緊張しましたが、多くの方にヤマネの魅力を伝えることができ、大きな達成感を感じました。夏の海外大会では、世界中の人々にヤマネのことを伝えられるよう努力したいです。」
と話しています。
東京電力リニューアブルパワーは、尾瀬国立公園を中心とした森林環境教育や自然体験活動を通じて未来の尾瀬を担う若い世代の探究をささえていきます。
ヤマネ
左から尾瀬高等学校2年生 柳田さん、3年生小林さん・高橋さん
尾瀬高等学校3年生小林さんの洋服にしがみついて眠るヤマネ













