夏本番を迎える前、尾瀬の湿原を白く染めるワタスゲ。その景色を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
ワタスゲはたくさん咲く年、ほとんど咲かない年がはっきりしている植物です。今年は雪が少なかったことや霜の影響もあり、ワタスゲは多く見られない年となりました。
一般的に、ワタスゲがたくさん咲かない年は姫石楠花(ヒメシャクナゲ)や立山竜胆(タテヤマリンドウ)などが当たり年の傾向にあるようです。今年は、ワタスゲに代わって薄い青紫の花をしたタテヤマリンドウが一面に咲き誇りました。6月後半から7月後半にかけては燕子花(カキツバタ)、日光黄菅(ニッコウキスゲ)、金光花(キンコウカ)と見頃の花が続きます。次から次へと高山植物の開花リレーを楽しめることも夏の尾瀬の魅力です。
尾瀬は、梅雨のはじめは晴れ、後半になるにつれ大雨になることも多い日本海型気候です。尾瀬の気候に近い新潟県魚沼市の天気予報を確認のうえ、梅雨時期ならではの花々を愛でに尾瀬に出かけてみてはいかがでしょうか。
木道から顔を出すワタスゲ
今年は少ないワタスゲ
ヒメシャクナゲ
咲き誇るタテヤマリンドウ













