東京電力グループの東電ハミングワーク（株）は、障がいのある方を積極的に雇用し、印刷事業、清掃事業、園芸事業などを展開している特例子会社です。園芸事業部では、ニホンジカの食害で数を減らした尾瀬大清水湿原のミズバショウ復活にも取り組んでいます。
ハミングワークの皆さんは、尾瀬国立公園第２種特別地域である津奈木湿原で環境省の許可を得て採取したミズバショウの種を、東京都日野市の事務所内にあるビニールハウスで苗まで育て、大清水湿原に苗植えも行っています。また、尾瀬への理解を深めるため、尾瀬で木道の敷設や山小屋の管理・運営を行う東京パワーテクノロジーが企画する尾瀬ヶ原研修にも積極的に参加しています。
これらの活動を通じ、尾瀬の自然やミズバショウへの関心が高まったハミングワークの皆さんは、尾瀬に関する絵画やジオラマの制作も行っています。昨年はミズバショウの絵を「尾瀬アートweb展」に投稿しました。
私たちは、ハミングワークの皆さんとともに、今後も尾瀬の自然を守っていきます。

★「尾瀬アートWeb展」は今年も開催しています。
ぜひサイト（https://oze-art.com/）にアクセスして、尾瀬の魅力に触れてみてください。