マイカーで尾瀬に向かう際に、車を止めて鳩待峠の入山口行きのバスに乗り換える「尾瀬第一駐車場」のほど近くにある「尾瀬ぷらり館」。
この建物内には「尾瀬ネイチャーセンター」と「日帰り温泉 戸倉の湯」があります。
「尾瀬ネイチャーセンター」では、尾瀬入山にあたっての注意点や、歴史・自然・環境・保護活動についての情報、その時どきの“旬の尾瀬”や、尾瀬で暮らす動植物についての展示を見ることができます。
そんな情報豊かな展示の中には、群馬県立尾瀬高等学校自然環境科の生徒さんたちが担当するブースがあります。
生徒さんたちは広く自然環境を学んでいるなか、特に地元・尾瀬に関しての関心と愛情は強く、プロのガイドでさえも教わることがあるほど、熱意をもって調査活動などに取り組んでいます。
群馬県立尾瀬高等学校自然環境科では、自然観察や環境調査を通して様々な課題を発見し解決する能力を身につけ、卒業後もライフワークの一部として「自然とのふれあい」を啓発する活動を続け、自然環境(地球環境)の状態をできるだけ多くの人に正確に伝えられる人になることを目指しています。若い世代の彼らが、“これからの尾瀬”をさらに盛り上げていってくれると思うと、心強いですね!
そして、2023年度も尾瀬にかかわる調査やボランティア活動で様々な賞を受賞している生徒さんたちによって、先日、「尾瀬ネイチャーセンター」のブース展示の入れ替えが行われました。
尾瀬にいらっしゃる際は、「尾瀬ぷらり館」に寄って「尾瀬ネイチャーセンター」で尾瀬の情報収集をしていただくとともに、「戸倉の湯」の源泉かけ流しの温泉でハイキングの汗を流してみてはいかがでしょうか。