夏真っ盛りの尾瀬へ足を運ばれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。鳩待峠から1時間ほど山道を下ると山ノ鼻に辿り着きます。普段歩きなれていないと、その1時間もよい運動に感じられ、つい甘いものやお酒を口にしたくなることも。手作りスイーツやカクテルは尾瀬では難しいかなと思われがちですが、実はお泊りのお客さま限定に夜間(18:30~20:30)のみ営業しているカフェがあります。外のテラスに腰かけながら夕焼けを眺めていると、あたりが暗くなるにつれ優しい色の照明が灯っていく・・・そんな静かで穏やかな空間。その中で味わうスイーツやお酒は格別です。
そのカフェは、‘至仏cafe’。支配人である井上さんと副支配人の絹子さんに、尾瀬という環境でカフェをオープンした際の苦労した点を伺うと、「山小屋は立地の面から人手がなかなか集まらず、限られた人数で運営しているので、準備時間のやりくりが大変です」と返ってきました。また、便利な都会とは異なり、原材料の入手は歩荷さん頼りのため大変です。そんな中でも元パティシエだった絹子さんは、クリームやソースなどにもこだわった自身の手作りスイーツを提供しています。お店のおススメは、「クレープ」「手作りジンジャーエール」「きぬこのおつまみ」とのこと。
山ノ鼻にご宿泊される際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
将来的には、昼の営業も検討しているとか。今後が楽しみです!

①きれいな夕暮れ

②至仏cafe 店内にて

③至仏cafeの看板

④夕暮れになると灯るライトアップ

⑤おススメのクレープ