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廃炉プロジェクト > 私が、お応えします。 > 原子炉格納容器内部調査 > はじめに

私が、お応えします。
福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所 冷却設備部
冷却第四グループマネージャー
久米田 正邦

廃炉の「今」と「これから」原子炉格納容器内部調査

はじめに

Q.事故のとき、運転中の原子炉はどうなったの?

A.運転中だった1・2・3号機は、電源の喪失により原子炉を冷やすことができず、炉心が損傷してメルトダウン(炉心溶融)に至りました。

Q.現在、原子炉の中はどうなっているの?

A.1・2・3号機の原子炉には、メルトダウンによって溶け落ちた燃料デブリがあります。燃料デブリとは、溶けた燃料と原子炉の構造物が混ざり合い冷えて固まったものです。燃料デブリは原子炉圧力容器内だけでなく、それを覆っている原子炉格納容器の下部にまで広範囲に存在していると推測されます。
燃料デブリの状態や位置を把握するには原子炉の状況を確認する必要があり、宇宙線を利用したミュオン透過法(※注1)や、ロボットによる原子炉の内部調査を進めています。※注1:ミュオン透過法とは?
宇宙や大気から降り注ぐミュー粒子(ミュオン)を利用し、ミュオンが密度の高い物質を通り抜けた後の粒子の数や軌跡から、レントゲンのように原子炉を透視し、燃料の位置や形状を把握する技術です。宇宙線ミュオンを利用した燃料デブリ調査について動画でご紹介します。

Q.原子炉内の燃料デブリは安全なの?

A.原子炉内の温度を常に監視することで、燃料デブリの冷却を確認し続けています。
また、燃料デブリの再臨界はほとんどないと考えています。臨界とは、核分裂反応が連続して起こる状態です。臨界を起こすためには、臨界が起こりやすい配置に燃料を並べ、適切な水の量にするといった特殊な条件を満たす必要があります。そのため、原子炉内の燃料デブリは、臨界を起こす条件とはほど遠い状態にあります。
それでも、万が一に備え、臨界を抑えるホウ酸水の注入設備を設置し、電源が失われてもホウ酸水を注入できる消防車を配備するなど、さまざまな安全対策を行っています。 燃料デブリの臨界の対策について動画でご紹介します。

2017年8月現在



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