お知らせ

2021年6月8日
東京電力リニューアブルパワー株式会社

 本日(6月8日)、当社峰発電所(神奈川県足柄上郡山北町、最大出力8,900kW)において、油が発電所構外に漏えいしている可能性があることを確認いたしました。

 漏えいした油は、回転体である水車の主軸を安定させるために設けている、軸受けの潤滑油(PCB不含有)です。5月20日の巡視で潤滑油面の低下傾向が確認されたことから、監視強化を継続しておりましたが、漏油の可能性を確認するため6月4日、水車発電機を停止して点検を行いました。その結果、潤滑油が約6リットル減少していることを確認したため、速やかにオイルフェンスを放水庭に設置し、河川パトロールを実施いたしましたが、油流出の痕跡は確認されておりません。

 これまで、想定し得る様々な調査をしてまいりましたが、原因の特定に至りませんでした。昨日から、調査範囲を拡げ、潤滑油槽内の冷却水配管の分解を行った上で点検・耐圧試験を実施したところ、本日、冷却水配管に複数のピンホールを確認いたしました。今後、減少した潤滑油が当該冷却水配管を通じて河川に流出した可能性を含め、引き続き調査を継続し、再発防止策を検討してまいります。

 本事象により、地域の皆さまをはじめ、社会の皆さまにご迷惑とご心配をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

以 上