2023年度の海域モニタリング結果
(海水のトリチウム濃度)
海域モニタリングにおける発電所から3km以内のトリチウム濃度は、運用上の指標(放出停止判断レベル:700ベクレル/リットル)を大きく下回る結果となっています。【運用上の各指標についてはこちら】
迅速測定※結果 | ||
---|---|---|
回数 | 発電所から3km以内 | 発電所正面の10km四方内 |
1回目 | 最大10ベクレル/リットル | 検出せず |
2回目 | 最大22ベクレル/リットル | 検出せず |
3回目 | 最大11ベクレル/リットル | 検出せず |
4回目 | 最大16ベクレル/リットル | 検出せず |
※トリチウムの検出下限値を1リットルあたり10ベクレル程度とし、測定時間を短縮して迅速に結果を得る測定
海水のトリチウム濃度比較

※1:原子力施設の放水口から出る水を毎日、その濃度で約2リットル飲み続けた場合、一年間で1ミリシーベルトの被ばくとなる濃度から定められた基準
※2:出典「日本の環境放射能と放射線」 (期間: 2019/4~2022/3)
2023年度の放出実績
(2024年 3月 17日 現在)
累計処理水放出量
00,000㎥
放出開始からの累計処理水放出量
00,000,000

累計放出トリチウム総量
約0兆ベクレル
これまでの累計放出トリチウム総量
約00兆ベクレル
年間放出基準
トリチウム総量22兆ベクレル

各放出ごとの実績
海水希釈前のALPS処理水の分析結果 | ALPS処理水の放出実績 | ||||||
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回数 | 測定・確認用設備の 分析年月日※1 |
トリチウム濃度 | トリチウム以外の 放射性物質の濃度 |
放出期間 | 希釈後の トリチウム濃度※2 |
処理水の放出量 | トリチウム総量 |
1回目 | 2023年6月22日 | 14万 ベクレル/リットル |
告示濃度比
<
総和 0.28 規制基準
1 |
2023年8月24日 ~ 2023年9月11日 |
最大220 ベクレル/リットル |
7,788㎥ | 約1.1兆 ベクレル |
2回目 | 2023年9月21日 | 14万 ベクレル/リットル |
告示濃度比
<
総和 0.25 規制基準
1 |
2023年10月5日 ~ 2023年10月23日 |
最大189 ベクレル/リットル |
7,810㎥ | 約1.1兆 ベクレル |
3回目 | 2023年10月19日 | 13万 ベクレル/リットル |
告示濃度比
<
総和 0.25 規制基準
1 |
2023年11月2日 ~ 2023年11月20日 |
最大200 ベクレル/リットル |
7,753㎥ | 約1.0兆 ベクレル |
4回目 | 2024年2月26日 | 17万 ベクレル/リットル |
告示濃度比
<
総和 0.34 規制基準
1 |
2024年2月28日 ~ 2024年3月17日 |
最大254 ベクレル/リットル |
7,794㎥ | 約1.3兆 ベクレル |
n回目 | 20xx年 x月x日 |
n万 ベクレル/リットル |
告示濃度比
<
総和 0.55 規制基準
1 |
20XX年X月X日 ~ 20XX年X月X日 |
最大n ベクレル/リットル |
0㎥ | 約0兆 ベクレル |
※1 分析年月日をクリックすると、測定・確認用設備での排水前分析結果をご確認いただけます。
※2 放出期間中、海水配管から採取した試料のトリチウム濃度を毎日分析している。各結果は不確かさ(分析データの精度)を考慮し『〇〇±△△Bq/L』として与えられるが、期間中の各結果のうち『○○+△△Bq/L』が最大となる値を「最大▲▲Bq/L」として記載している。
2023年度の放出計画
測定・確認⽤設備のタンクに貯留しているALPS処理⽔から放出します。
回数 | 放出期間 | 処理水の放出量 | 希釈後のトリチウム濃度※1 | トリチウム総量 |
---|---|---|---|---|
1回目 | 2023年8月予定 | 約7,800㎥ | 14万 ベクレル/リットル |
約1.1兆ベクレル |
2回目 | 2023年10月予定 | 約7,800㎥ | 14万 ベクレル/リットル |
約1.1兆ベクレル |
3回目 | 2023年11月予定 | 約7,800㎥ | 13万 ベクレル/リットル |
約1.0兆ベクレル |
4回目 | 2024年2月予定 | 約7,800㎥ | 17万~21万 ベクレル/リットル |
約1.4兆ベクレル※2 |
※1 海水で700倍以上に希釈することで1,500ベクレル/リットル未満にします。
※2 タンク群平均、2023年7月1日時点までの減衰を考慮した評価値です。