よくあるご質問

皆さまからよくいただくご質問やご意見にお答えいたします。

電力需給/再エネ出力制御/計画停電

電力供給力と需要について

冬期、夏期といった高需要期に備えるためのメンテナンスによる停止や、水力発電所の河川の水量減少による出力低下、また、他社から購入する電気の量が増えたり減ったりするなどの理由により、供給力は日々変化します。

当社ホームページ内の「でんき予報」にてご紹介しています。当コンテンツではピーク時間帯の供給力や予想最大電力などの電力需給見通しを使用率でわかりやすく表示しているほか、使用実績などのリアルタイム情報を提供しています。

電気は日々、発電所等からの供給と、お客さまによる消費が同時に行われており、電気をどこかに大量に貯めることは出来ません。
電気を貯める技術は、バッテリーや、燃料電池(水を電気分解して水素で貯める)などがございますが、いずれも電気を一旦別のエネルギーにして貯める必要があるため、変換ロスによるエネルギー損失も大きく、大量の電気を貯めるのは難しいのが現状です。

電力会社では、お客さまの使用状況により刻々と変化する需要に合わせて発電しています。そのため、発電量と需要は常にバランスがとれており、電気が余ることはありません。電気の使用率は、「電気の使用量(総需要)/電気の使用可能量(ピーク時供給力)」の式で計算しています。

再生可能エネルギー出力制御について

再生可能エネルギー出力制御についてのご質問はこちらをご覧ください。

計画停電について

当面、電気の安定供給を確保できる見通しですので、計画停電は「原則不実施」を継続させていただいております。

スマートメーター

スマートメーターの機能およびサービスについて

スマートメーターの機能の使用が開始されると、例えば、遠隔での検針等が可能となるため、お客さまにお願いしておりました検針時等の立会いや敷地内への立入りをお願いするケースが減少します。
また、スマートメーターのデータを活用することで、お客さまのより細かな電気のご使用状況がHEMS(住宅のエネルギーを管理・制御する機器)等で確認できるようになり、効果的な省エネが可能となります。

2015年7月より、当社サービスエリア全域において、スマートメーターが設置されたお客さまを対象にサービスの提供を開始しています。

スマートメーターの設置工事について

当社が工事を依頼した以下の工事会社・組合が実施いたします。
なお、作業者は当社が発行した身分証明書(委託従事者証等)を携行しております。

スマートメーターの工事会社一覧はこちら

工事日をお知らせするチラシを配布するなど、工事会社より事前に連絡いたします。なお、工事はメーターの取付場所で行い、室内への立ち入りはいたしませんので、ご不在時でも工事をさせていただく場合がございます。

原則として、停電をせずに交換を行う予定ですが、メーターの設置状況等によりやむを得ず停電工事となる場合は、事前にその旨をお知らせいたします。なお、その場合の停電時間は5分程度となります。

原則として、費用はいただきません。
なお、当社の社員や工事会社を装った詐欺・窃盗・悪質な勧誘にご注意ください。

その他のご質問

スマートメーターの通信は、行政機関(総務省)が示している指針等に基づき、人体や電気機器類に影響を及ぼすことのないよう配慮しています。

国際標準に準拠した高度な暗号化などのセキュリティ技術を採用すると共に、新たに発生する脅威に対しても継続的かつ的確に対応できるよう運用面での体制整備を行う等、スマートメーターに保存される電力使用量データなどが漏洩したり、不正に利用されたりすることのないよう取り組んでおります。
また、運用面での体制として、スマートメーターオペレーションセンターを設置し、セキュリティ監視やインシデント対応を24時間365日実施する体制を整備しております。

家庭における節電のポイントは、電気がどのように使われているかを知ることです。
スマートメーターは、従来のメーターと異なり、30分ごとの電力使用量の計測等ができるようになります。
例えば、お客さま宅にHEMS機器を導入いただくことで、30分ごとの電力使用量に加え、リアルタイムの電流値などを把握することが可能となります。

こうしたご使用量の「見える化」により、電力使用状況が把握できるようになり、電気機器の使い方を工夫することで節電効果が期待できます。

スマートメーター設置後について

スマートメーターの液晶画面では、指示数右側に矢印の無い画面と有る画面の2種類の指示数が約10秒間隔で交互に切り替わります。
矢印の無い画面(画面イメージ(1))の指示数は、お客さまの電気ご使用量を表示しており、この指示数をもとに、電気料金を算定しています。
矢印の有る画面(画面イメージ(2))の指示数は、再生可能エネルギー発電設備を設置されているお客さまからの、当社の購入電力量を表示する画面です。

スマートメーターの液晶画面のイメージ

スマートメーターに取り替えた月の電気ご使用量は、前回検針日から従来メーターを外すまでのご使用量と、スマートメーターを取り付けてから当月検針日までのご使用量の合計となります。

出荷前に国の指定機関で検定を行うため、「0」から始まらないことがあります。

スマートメーターへの取り替え後も、電気使用量が取得できない場合などには訪問することがございます。

電力計の最小位(小数点以下第1位もしくは小数点以下第2位)までの指示数で差引きした値を小数点以下第1位で四捨五入して算定いたします。

<例>ご使用量算定(最小位が小数点以下第1位の場合)

ご使用量算定のイメージ

  • お客さまの電気のご契約の大きさによっては、最小位が異なります。

  • 小数位での算定を開始する際には、「電気ご使用量のお知らせ」等でお知らせいたします。

設置環境等によりスマートメーターの通信が安定しない場合に、当社が工事を依頼した工事会社にて電波状況の調査を実施させていただいております。調査員は当社発行の「委託従事者証」を携帯しておりますので、ご確認ください。なお、本調査の実施にあたり、お客さまから費用をいただくことはありません。

  • 当社社員や工事会社を装った、詐欺・窃盗・悪質な勧誘にご注意ください。

Bルートサービス(低圧)

電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)について

スマートメーターから電力会社へ連携されるルートがAルート、スマートメーターからお客さま宅内へ連携されるルートがBルートと言われているため、Bルートサービスと呼んでいます。

スマートメーターで計測した計測値がHEMSと通信されますので、電気ご使用量の見える化やスマートメーターから受信した情報を活用することで電気のご使用量が多い時間帯は、HEMS機器により家電機器等を制御するなど、より効果的な省エネを行うことが出来るようになると想定されています。
HEMS機器の具体的な機能は、機種によって異なりますので、HEMS機器メーカーへご確認ください。

ホーム・エネルギー・マネジメント・システムの頭文字をとってHEMS(ヘムス/ヘムズ)と呼ばれています。
家庭内の使用電力量などエネルギーの見える化、制御など管理機能を持つ機器のことです。HEMS機器の具体的な機能は、機種によって異なりますので、各HEMS機器メーカーへお問い合わせください。

30分ごとのメーター指示数、現時点での指示数や電流値(アンペア)などがあります。

  • 詳細は、利用規約-別表「1.情報発信データ一覧」をご覧ください。

サービスのお申し込みおよびご利用は、無料です。ただし、HEMS機器のご購入や設置などに関する費用は、お客さまのご負担となります。

詳しい販売先については、HEMS機器メーカーへお問い合わせをお願いします。また、電力メーター情報発信サービスのご利用にあたっては、スマートメーターとの通信に対応したHEMS機器をご用意いただく必要がございますので、スマートメーターに対応しているHEMS機器か否かについても、あわせてメーカーへご確認ください。
なお、スマートメーター対応のHEMS機器(スマートメーターとの相互接続認証を取得したHEMS機器)については、エコーネットコンソーシアムのホームページに掲載されております。

  • 「HEMSコントローラ」と記載されています。

スマートメーターとの相互接続認証(SMA認証)を取得済みのHEMS機器をご購入ください。

スマートメーターとHEMS機器が通信する方法のことです。以下、2種類の通信方式を適材適所に採用することで、お客さま宅の多様な環境に対応させています。

  • 無線: 920MHz帯の低出力の無線を使いデータを伝送する方式
  • PLC(電力線搬送通信): 電力線を通信回線としてデータを伝送する方式

なお、当社では無線を主方式に、PLCを補完方式として位置付けております。

電力メーター情報発信サービスの申し込みについて

当社供給区域で電気のご契約を頂いており、スマートメーターの設置が可能なお客さまが対象となります。

  • 電気設備の状況によりスマートメーターの設置ができないなど、本サービスをご利用いただけない場合がございます。

  • 本サービスをご利用いただくために必要となるHEMS機器は、お客さまにてご用意いただく必要があります。

電灯・動力それぞれの供給地点特定番号ごとにお申し込みが必要となりますので、ご希望の電気のご契約をご確認のうえ、それぞれの供給地点特定番号ごとでお申し込みをお願いします。スマートメーターごとに認証ID・パスワードを発行します。

太陽光発電等の再生可能エネルギー発電設備のご契約がある場合は、供給地点特定番号のご契約プランによってお申し込み方法が異なりますので、以下のようにお申し込みください。なお、電気のご契約プランいついては、ご契約されている小売電気事業者へご確認をお願いいたします。

<供給地点特定番号の電気のご契約プランが定額制のお客さま>
 受電地点特定番号にてお申し込みください。供給地点特定番号でお申し込みされた場合、Bルートサービスをご利用いただくことができません。
<供給地点特定番号の電気のご契約プランが定額制以外のお客さま>
 供給地点特定番号のみでお申し込みください。1つのID・パスワードで、ご使用いただいた電気と発電した電気どちらもBルートサービスをご利用いただくことができます。

スマートメーターへの取り替えや現地でのスマートメーターへの設定が必要な場合には、当社社員もしくは、委託会社の社員がお伺いし、作業をさせていただく場合があります。
なお、作業は全て屋外で行いますので、お客さま宅内に入ることはありません。
また、お伺いする際は、当社もしくは委託会社より事前にご連絡します。。

(スマートメーターが未設置の場合)
当社にてスマートメーターへの取り替え、および設定を行い、お申込み後(または本人確認書類到着後)2~3週間で、認証IDは選択されたご住所へ郵送し、パスワードはご申請者のメールアドレスへ送付致します。
その後、お客さまにて認証ID・パスワードをお持ちのHEMS機器へ入力することでサービス開始となります。

  • 取替工事にあたり、お客さまとの工事日の調整次第では上記期間を超過してしまう場合がございます。

(すでにスマートメーターが設置されている場合)
当社にてスマートメーターへ設定を行い、お申込み後(または本人確認書類到着後)1~2週間で、認証IDは選択されたご住所へ郵送し、パスワードはご申請者のメールアドレスへ送付致します。
その後、お客さまにて認証ID・パスワードをお持ちのHEMS機器へ入力することでサービス開始となります。

電力メーター情報発信サービスのご利用開始までのフロー

  • ※1・・・

    本人確認書類は、お申し込み後、すみやかに当社へご郵送をお願いいたします。お申し込み日より1ヶ月(31日)経過しても本人確認書類の到着が確認出来ない場合は、お申し込みを無効とさせていただく場合がございますので予めご了承ください。

  • ※2・・・

    原則としてお申し込みの1営業日後(または本人確認書類が当社到着の1営業日後)に照合結果のメールを送付いたします。なお、照合結果が「不一致」の場合は恐れ入りますが、内容をご確認のうえ再度お申し込みをお願いいたします。

  • ※3・・・

    スマートメーターへの取り替えは、原則として停電はいたしません。ただし、設備の状況によっては停電工事となりますので、その場合は事前にご連絡いたします。
    スマートメーターへの取り替え希望日を事前に電話で確認させていただきますが、一定期間ご連絡がつかない場合には、当社で訪問日を決め、ご不在でも取り替えさせていただく場合がございますのでご了承ください。
    (土日祝祭日を除く、平日の9:00~17:00の間での工事となります。)

  • ※4・・・

    認証IDは郵送にて供給地点(電気のご利用場所)またはご希望されたご住所へ送付いたします。パスワードはご申請者さまのメールアドレスへ送付いたします。パスワードは後日変更も可能ですが、ご本人のメールアドレスへ送付をご希望の場合はご本人にて申請をお願いいたします。

申し訳ございませんが、ご指定はできません。

認証IDは選択されたご住所へ郵送し、パスワードはご申請者のメールアドレスへ送付致します。

申し訳ございませんが、お客さまにてご購入されたHEMS機器メーカーへお問い合わせをお願いします。

データは、本サービスにお申し込みいただいた日の午前0時まで遡って確認することが可能です。なお、電気契約開始時まで遡ることはできません。

電力メーターの情報発信サービスの終了について

終了日はお申し込みいただいた日から10日以内で、ご指定いただけます。

  • 通信状況によっては、ご指定日にスマートメーターの設定を完了できない場合がございます。

当社カスタマーセンターまでご連絡をお願いします。ご連絡の際は、「電力メーター情報発信サービスの終了日変更」とお伝えください。

当社にて手続きいたしますので、お客さまにて行っていただくことはございません。必要に応じてHEMS機器の初期化をお願いします。

お手数ですが、両方の手続きをお願いします。電気の使用停止手続きについては、 ご契約の小売事業者さまへご連絡をお願いします。

お引越し先がご利用の条件※を満たしている場合は可能ですが、再度、電力メーター情報発信サービスへのお申し込みが必要です。
その際、お引越し前の認証ID・パスワードを継続してお使いいただくことはできません。再度、お引越し先に新規の認証IDを郵送し、パスワードをメールにて送付いたしますので、お客さまにてHEMS機器への再設定をお願いします。

  • ご利用の条件

  • 当社供給区域で電気を契約いただいているお客さま
  • スマートメーターの設置が可能なお客さま
  • 電気設備の状況によりスマートメーターの設置ができないなど、本サービスをご利用いただけない場合がございます。

電力メーター情報発信サービスでスマートメーターからHEMS機器に発信したデータは、当社にて保持しておりませんので、お送りすることはできません。

認証IDおよびパスワードの再発行について

こちらからお申し込みください。
お手続きの際「PWのみ送付希望」を選択された場合は、ご案内メールが届きます申請者メールアドレスに、HEMS機器等へご登録いただくパスワードを送信します。
「IDとPW送付希望」を選択された場合は、ご案内メールが届きます申請者メールアドレスに、HEMS機器等へご登録いただくパスワードを、「希望のお届け先」で選択されたご住所へBルート認証IDを郵送いたします。

申し訳ございませんが、セキュリティ上の観点から、パスワードをお教えすることはできません。こちらからパスワードの再発行をお申し込みください。
お手続きの際「PWのみ送付希望」を選択された場合は、ご案内メールが届きます申請者メールアドレスに、HEMS機器等へご登録いただくパスワードを送信します。
「IDとPW送付希望」を選択された場合は、ご案内メールが届きます申請者メールアドレスに、HEMS機器等へご登録いただくパスワードを、「希望のお届け先」で選択されたご住所へBルート認証IDを郵送いたします。

認証IDのみの再発行はできません。こちらから認証IDとパスワードの再発行をお申し込みください。
お手続きの際「IDとPW送付希望」を選択された場合は、ご案内メールが届きます申請者メールアドレスに、HEMS機器等へご登録いただくパスワードを、「希望のお届け先」で選択されたご住所へBルート認証IDを郵送いたします。

申し訳ございませんが、セキュリティ上の観点から、認証IDをお教えすることはできません。こちらから認証IDとパスワードの再発行をお申し込みください。
お手続きの際「IDとPW送付希望」を選択された場合は、ご案内メールが届きます申請者メールアドレスに、HEMS機器等へご登録いただくパスワードを、「希望のお届け先」で選択されたご住所へBルート認証IDを郵送いたします。

不具合発生時の対応について

以下の手順でご確認・ご対応をお願いします。

  • (1)

    HEMS機器のメッセージを確認→取り扱い説明書に従ってご対応をお願いします。
    ↓解決しない場合

  • (2)

    HEMS機器の再起動、および認証ID・パスワードを再入力してください。
    ↓解決しない場合

  • (3)

    HEMS機器の設置場所※を変更してください。
    ↓解決しない場合

  • (4)

    購入されたHEMS機器メーカーへお問い合わせください。

  • スマートメーターとHEMS機器が離れていたり、間に遮蔽物(金属や断熱材等)があるとつながりにくくなります。スマートメーターからの距離が近く、壁等の遮蔽物が少ない場所(部屋)へHEMS機器を設置されることを推奨します。

以下の推奨設置場所を参考に設置してください。

<通信方式が無線の場合>

無線の特性上、スマートメーターとHEMS機器が離れていたり、間に遮蔽物(金属や断熱材等)があるとつながりにくくなります。スマートメーターからの距離が近く、壁等の遮蔽物が少ない場所(部屋)へHEMS機器を設置されることを推奨します。

<通信方式がPLCの場合>

テーブルタップを使用されますと、つながりにくくなることがございますので、壁コンセントへ接続して設置されることを推奨します。
なお、IH製品(クッキングヒーター、炊飯器等)、電子レンジ等使用電力量の大きな電気機器が接続されたコンセント、もしくはその近くのコンセントにHEMS機器を接続すると影響を受ける場合があります。

基本的にお客さまに行っていただくことはございません。当社にて、取り替え後のスマートメーターに認証ID・パスワード等の再設定を行いますので、設定完了までの間、一時的(最大で1週間程度)にサービスを停止させていただきます。
ただし、通信環境などにより、お客さまにてHEMS機器への認証ID・PWの再設定を行っていただく場合がございます。

Bルートサービス(高圧)

高圧電力メーター情報発信サービス(「高圧Bルートサービス」)について

通信端末から送配電事業者へ連携されるルートがAルート、通信端末からお客さまのEMS機器等へ連携されるルートがBルートと言われているため、Bルートサービスと呼んでいます。

高圧計量器の計量値をEMS機器等へ発信し、機器制御などへの利用が可能となります。EMS機器等の具体的な機能は、機種によって異なりますので、EMSメーカーへご確認ください。

高圧Bルートサービスに対応した通信端末から発信したデータを受信することが可能な、SMA認証を取得したエネルギー・マネジメント(管理)システム等の機器をいいます。エネルギー・マネジメント・システムの頭文字をとってEMS(イーエムエス)と呼ばれています。 ご利用場所の違いによりFEMS(フェムス/フェムズ)やBEMS(ベムス/ベムズ)などと呼ばれることもございます。

パルス提供サービスは、計量器から電力量に比例して発生する電気的パルスを提供するものです。一方、高圧Bルートサービスは、デジタルで計量器が保有するデータを提供するものです。

30分ごとの計量器の指示数、現時点での指示数などがあります。

高圧Bルートサービスのお申し込みおよびご利用は、無料です。ただし、EMS機器や接続ケーブルのご購入や設置などに関する費用は、お客さまのご負担となります。

詳しい販売先については、EMS機器メーカーへお問い合わせをお願いします。また、高圧Bルートサービスのご利用にあたっては、本サービスに対応したEMS機器をご用意いただく必要がございますので、あわせてメーカーへご確認ください。 なお、本サービス対応のEMS機器については、「一般社団法人エコーネットコンソーシアム」のホームページに掲載されております。

高圧Bルートサービスの申し込みについて

本サービスのご利用を希望されるお客さまは、次の条件を満たすことをご確認ください。
1.当社の託送供給等約款または電気最終保障供給約款における供給区域である以下の地域(島嶼を除く)のお客さま。
   栃木県,群馬県,茨城県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,
   山梨県,静岡県(富士川以東)
2.高圧で電気の供給を受けるお客さま。
3.SMA認証を取得したEMSが設置されること。

  • 電気設備の状況により通信端末の設置ができないなど、本サービスをご利用いただけない場合がございます。

  • 本サービスをご利用いただくために必要となるEMSは、お客さまにてご用意いただく必要があります。

サービス開始までの手順
(1) EMSのご用意(お客さま)
(2) 当社ホームページ「高圧Bルートサービスのお申込み」からお申込みいただきます。
(3) 開通作業(当社)
    当社のシステムから遠隔でお客さまの計量器に設置した通信端末の操作を行います。
(4) 接続準備作業(当社)
    当社にて現地へお伺いし、接続準備等必要な作業(イーサネットケーブルの取り出し等)を行います。
(5) 接続作業(お客さま)
    接続準備作業で取り出したイーサネットケーブルとEMS機器等の接続を実施していただきます。
(6) 開通確認(お客さま)
    EMSが正常に動作していることを確認していただきます。
(7) ご利用開始(お客さま)

 

申し訳ございませんが、お客さまにてご購入されたEMS機器メーカーへお問い合わせをお願いします。

高圧Bルートサービスの終了について

当社ホームページ「高圧Bルートサービスのお申込み」のお申込み項目よりご指定いただけます。

お客さまにてEMS機器等からイーサネットケーブルを取り外したうえ、保守・保安上支障にならないようイーサネットケーブルの処置をお願いします。

不具合発生時の対応について

お客さまにてEMS機器等やイーサネットケーブルの接続状況をご確認いただき、まずはEMSメーカーへお問い合わせをお願いいたします。

鉄塔・送電線について

鉄塔から音や火花が出る/カラスの営巣/鉄塔敷の除草

電柱・配電線について

鳥糞対策

鳥糞対策については以下のWEB受付サービスにてご用件を承っております。
●設備改修(電柱移設等)のWEB受付サービス
 http://www.tepco.co.jp/pg/consignment/relocation/

電圧フリッカ(電気のチラつき等)について

電圧フリッカ(電気のチラつき等)の影響について

ご家庭などで使用されている照明がチラつく場合には、お客さまの電気設備の故障などの原因が考えられます。
上記に当たらない場合には電圧フリッカが原因の可能性もございます。
電圧フリッカについてのご説明はこちらをご覧ください。

電圧フリッカとは、電線路の電圧が繰り返し変化することで、照明のチラつき等を引き起こす現象です。

電圧フリッカの主な原因は、一部の太陽光発電用パワーコンディショナ(以下、PCS)に備えられている、電線路が停電した際に発電機を電線路から切り離す保護機能の設定によるもので,同一の地域に集中して、かつ大量に太陽光発電設備等が接続されたことにより、PCSに備えられている停電を検出する保護機能の設定が、過敏・過剰に動作することで発生しているものです。
また、アーク炉(電気エネルギーを利用した溶解炉)・溶接機等、電気の使用量が急激かつ頻繁に変化する場合に電圧フリッカが発生することもあります。

パワーコンディショナとは、太陽光パネルで発生した直流電力を電線路に流れている交流電力に変換する機能と太陽光パネルを電力系統に接続するための保護機能を持った装置のことです。発電事業者さまの設備の一部であるPCSは、電線路に接続するために必要な保護機能を有しており、電線路側の停電または発電設備の故障を検出し、電線路から太陽光発電設備等を切り離すことで、「感電事故の防止」など安全を確保します。

電圧フリッカは、同一の地域に集中して、かつ大量に太陽光発電設備等が接続されたことにより、PCSに備えられている停電を検出する保護機能の設定が、過敏・過剰に動作しているものであり、太陽光発電やPCSそのものに問題はありません。

電圧フリッカの発生は、太陽光発電用PCSが同一地域に集中して、かつ大量に接続していることが原因であり、特定のメーカーさまのPCSだけが原因ではありません。

電圧フリッカが発生すると、照明のチラつき等が発生します。

白熱球、蛍光灯、LEDを問わずに、電圧フリッカが発生すると、照明のチラつきが発生します。

電圧フリッカ現象は、電力品質の問題であり、感電や停電など安全面・保安面の問題はありません。

一部の太陽光発電用PCSに備えられている、電線路が停電した際に発電機を電線路から切り離す保護機能の設定変更・調整を進めています。
なお、この設定変更により感電や停電などの心配はありません。

発電事業者さまのご負担で、PCSの設定変更をお願いします。
設定変更の詳細等は、PCSを設置された販売店や施工店・PCSメーカー等にご相談いただきますようお願いします。
(「自家発電設備等の低圧電線路との連系に関する契約要綱」および「託送供給等約款」等では、発電事業者さまの発電設備が原因により、他のお客さまの電気の使用に影響をおよぼす等の場合は、発電事業者さまの負担で対策することが求められております)

これまでの実績から、太陽光発電の出力が多く、電気の使用量が少ないほど電圧フリッカが発生する可能性が高まると考えておりますが、現時点で明確にお答えすることはできません。

これまでの実績により、太陽光発電の出力が多く、電気の使用量が少ない時期に電圧フリッカが発生することが想定されます。ただし、現時点で具体的な発生日時を事前に正確に予測することは困難となります。

電圧フリッカ発生は、主に太陽光発電設備に用いられているPCSの保護機能の設定によるため、天候や気温などの気象条件や、さらにはお客さまがご使用になられている電気の需要状況等によって発生の有無や頻度等が左右されます。また、電力系統に影響を与えているPCSを特定・限定することが難しいことから、当社で電圧フリッカ事象の発生を具体的に予見し、電線路で有効な対策を講じることが極めて困難です。
したがって、今回の事象は、当社の責めに帰すべき事由によるものではなくやむをえない事情であるため、当社は法的責任を負わないものと考えております。

照明のチラつきが発生しますが、安全上の問題はないため、電圧フリッカが収まるまでお待ちいただくか、照明の電源を切るなどのご対応をお願いします。
電圧フリッカ発生により、ご心配な事項などがございましたら、最寄りの事業所にご相談ください。

10kW未満の需要家は余剰買取が主となるためフリッカへの影響が小さいことから、当社では10kW以上の太陽光発電のPCSで、停電を検出する保護機能が電圧フリッカを助長させる機種をお持ちの方々から順に設定変更のご案内をおこなっていく予定です。当社から個別のご案内があった場合に、ご協力をお願い致します。

※資源エネルギー庁:(2020/2/4)東京電力エリアの電圧フリッカ発生地域における10kW以上の低圧太陽光発電事業者の皆さま
(2021/12/21)東京電力エリアにおけるPCSを用いた発電設備を有する発電事業者の皆さま

電磁波について

電磁波の影響について

電磁波についてのご説明はこちらをご覧ください。

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