お客さまの特別高圧電気設備に関する技術支援
ご使用の特別高圧電気設備で、お困りごとはございませんか?
機器・ケーブル・鋼構造物などで 困っていること お聞かせ下さい
メンテナンスに費用がかかっている | 錆や腐食の状態を把握、延命化したい |
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異常の兆候を把握したい | 設備更新の費用を抑えたい |
劣化状況を確認したいが、電気を止めたくない | 不具合原因、故障箇所がわからない |
OFケーブルを改修したい、漏油を止めたい | トラブル時に保護継電装置の適切な整定値がわからない |
PCBの扱いに困っている、含有有無がわからない | 相談するところがない、どこに相談すればいいかわからない |
■設備の最適な保全方法やコストダウンを提案します
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電力事業を通して蓄積した保全ノウハウに基づき、お客さまのニーズを踏まえた最適な保全方法や設備構成を提案します。
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提案にあたっては、最新の技術や知見を取り入れ、コストダウンのお手伝いをします。
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当社社員による超高圧変電所設備の点検の様子
■停電せずに設備を診断します
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部分放電測定による絶縁診断で、停電することなく設備の異常兆候を把握します。
設備の欠陥や過酷な使用、経年による絶縁性能の劣化によって発生する部分放電(部分的に発生する微小な放電現象)を測定する診断技術で、設備を停電せずにケーブル・変圧器・GIS・キュービクルなどの多様な設備の絶縁診断ができます。 - ・
対応可能なお客さま設備の一例(154kVGIS)
■油入変圧器の絶縁油分析により異常兆候を把握します
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絶縁油分析による劣化診断で、停電することなく油入変圧器の異常兆候を把握します。
変圧器内部に異常がある場合、局部過熱や異常放電による熱で絶縁油や絶縁紙が分解され、特有のガスが生成されます。このガスを絶縁油から抽出して分析する診断技術で、精度高く異常兆候を把握でき、設備の故障の未然防止に効果を発揮します。 - ・
対応可能な油入変圧器の一例(66kV/6kV)
■OFケーブルの絶縁油分析によりPCB含有有無と異常兆候を診断
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PCBの含有有無を分析します。(分析時のPCB含有油の処理可能)
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劣化診断で、OFケーブルの異常兆候(漏油・絶縁破壊)を把握できます。
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油槽内部も診断します。
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活線採油コネクタ利用により、停電なしで絶縁油採取できます。
※活線採油コネクタ設置時は、ケーブル停電が必要です。
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活線採油コネクタ
ケーブル絶縁油採取箇所
絶縁油採取の様子
分析の様子
■OFケーブルの漏油箇所を調査し漏油を止めます
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ケーブル・接続部・給油設備の漏油点を調査し、最適な工法で補修します。
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給油設備(油槽・バルブパネル・給油管)も取り換えます。
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PCB含油設備のフラッシング(洗浄)も可能です。
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OFケーブル接続部漏油補修の様子
■OFケーブル撤去工事と絶縁油廃棄物処理を行います
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OFケーブル撤去工事を工事設計・施工・監理します。
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OFケーブル工事に伴う絶縁油の取り扱いについてもフォローします。
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撤去設備のPCB含有有無の分析をします。
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低濃度PCBの含有設備を撤去します。
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低濃度PCB廃棄物(OFケーブル含む)の処分期限は【2027年3月31日】まで
となっていますので、計画的な対応をお勧めします。
(環境省 ポリ塩化ビフェニル(PCB)早期処理情報サイト(2018.3現在)より)
■高圧・特別高圧のCVケーブル工事を行います
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お客様へ安価で最適なケーブル工事を提案します。
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現場調査・工事設計・材料調達、施工・監理を一括で請け負います。
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工事後のメンテナンス(点検・補修)も対応します。
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ケーブル輸送
ケーブル引き入れ
ケーブル引き入れ(洞道内)
■電力ケーブルの故障原因を調査し対策を提案します
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事故を起こした電力ケーブル(ケーブル接続部含む)の解体調査や各種分析により故障原因を追究します。
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判明した原因から考えられる対策を提案します。
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水トリー観察例
事故を起こしたケーブル
分析の様子
ケーブルの異常診断項目
■適切な性能試験を実施してお客さまの設備を守ります
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定期試験や設備更新時の性能試験に対応します。
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万が一、お客さま設備で事故(短絡や地絡など)があった場合、機器や電路が損傷しないように事故箇所を速やかに切り離すために、保護継電装置の適切な動作特性を検討して設定(整定)します。
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当社社員による保護継電装置の性能試験の様子
対応可能な保護継電装置の一例
■鋼構造物の最適なトータルメンテナンスをご提案いたします
大切な設備の長寿命化を実現させるためには、定期的な健康診断が不可欠です。設備の状態や健全性を的確に把握し、計画的かつ最適なメンテナンスを行っていくことで、ライフサイクルコストの低減を実現することができます。