当社は、「第2回東京電力グループ企業倫理委員会」を9月1日(木)に開催いたしました。
概要は、以下のとおりです。

1.開催日時等
 日時: 平成28年9月1日(木)15時00分~16時30分
 場所: 東京電力ホールディングス株式会社 本社
 出席者:
  (委員長)  廣瀬 直己 当社社長
  (副委員長) 壹岐 素巳 当社常務執行役
  (委員)   江見 弘武 弁護士
         札野 順  東京工業大学教授
         中西 晶  明治大学教授
         坂田 幸治 東京電力労働組合中央執行委員長

2.審議・報告事項
 a.福島第一原子力発電所事故に関わる通報・報告問題について
  ○福島第一原子力発電所に関わる通報・報告問題について、経緯や問題点、対策等、原子力安全・統括部および企業倫理グループより報告した。
 b.社員意識調査から見えてくる社員の働きがいについて
  ○社員の働きがいに関する取り組みについて、組織・労務人事室より報告した。
 c.相談窓口の受付・対応状況
  ○公益通報者保護法の趣旨を踏まえ、平成27年9月1日から平成27年12月31日までに受け付けた相談案件のフォローアップ結果について審議した。
  ○前回審議以降、平成28年4月1日から平成28年6月30日までの間に「企業倫理相談窓口」で受け付けた33件と、前回からの継続審議となった3件の計36件について審議した。

3.委員からの主な意見
 ○不測の事態の際には、本社側と現場の役割分担の明確化が重要。現場が事態の収束に注力できるよう情報収集の仕組みを構築することが大切である。
 ○一人ひとりの人生満足度が生産性向上や働きがいに繋がる調査データもある。
  また、調査方法については、様々な研究がされているため参考にすると良い。
 ○発注者として、サプライチェーンにおけるCSRを重要視すべきである。発注先に理解を得られるような取り組みの検討が必要である。
 ○企業倫理の活動においても社会の変化を取り入れる必要がある。新しいことを活動に取り込むことが大切である。

4.次回の予定
 ○第3回東京電力グループ企業倫理委員会は、平成28年12月1日(木)に開催する予定。

以上