第2回「原子力安全・品質保証会議」の開催について
当社は、第2回「原子力安全・品質保証会議」を開催いたしました。
本会議は、当社の原子力安全と品質保証に関する取り組みについて、総合的に審議していただくことを目的とし、有識者・専門家の方だけで構成される会議であり、第2回は、発電所の視察を含めた本店及び発電所幹部との意見交換を中心に、柏崎刈羽原子力発電所で開催いたしました。
1.開催日時等
- 日 時
- 平成15年2月13日(木) 14時〜15時
- 場 所
- 東京電力株式会社 柏崎刈羽原子力発電所
- 出席者
- (議 長)成合 英樹 筑波大学 名誉教授
- (敬称略)
- (委 員)犬伏 由利子 消費科学連合会 副会長
高倉 吉久 東北放射線科学センター 理事
竹野下 喜彦 弁護士
中條 武志 中央大学理工学部 教授
[広瀬 弘忠委員(東京女子大学文理学部教授)は都合により欠席] - 【当社側同席者】
勝俣社長、村田副社長、服部取締役原子力本部副本部長、武黒取締役柏崎刈羽原子力発電所長、藤原企画部長、尾崎原子力品質監査部長
2.成合議長挨拶
電力会社の品質保証の基本を担う発電の現場を視察した。安全第一に、効率的に運営され、ミスに対しても適切に誠意を持って対応して再発防止に努め、志気があがる職場になれるよう、本会議としても取り組んでいきたい。
3.議事等
(1)第1回原子力安全・品質保証会議議事録について(審議事項)
- 標記、議事録について審議、了承
(2)原子力発電所視察等を踏まえた原子力安全・品質保証に関する意見交換
- 信頼回復のためには、発電所を見ていただくことが効果的である。その際に、廃棄物処理などもお見せすることが大切。
- 原子力のハード面はすばらしく整備されているが、運営するシステム、ソフト面をどうやってきちんとしたものにしていくか、に意を用うべき。
- BWRを運転している他の電力会社とも協調し、一体となって諸課題に取り組むことが必要。
- マニュアルの整備にあたっては、ルーチンの手続きを明定するだけでなく、リスクに適切に対応できるようにすることをねらいとして進めていくべき。
(3)次回の予定
- 第3回会議は、平成14年度下期の監査結果の審議等を中心に、3月下旬に開催する予定。
以 上