プレスリリース 2000年

柏崎刈羽原子力発電所1号機の定期検査開始について



                                                  平成12年2月16日
                                                  東京電力株式会社

 当社は、2月17日から柏崎刈羽原子力発電所1号機(沸騰水型、定格出
力110万キロワット)の第11回定期検査を開始いたします。

1.定期検査のための停止期間
   平成12年2月17日から60日間の予定

2.定期検査を実施する主な設備
(1)原子炉本体
(2)原子炉冷却系統設備
(3)計測制御系統設備
(4)燃料設備
(5)放射線管理設備
(6)廃棄設備
(7)原子炉格納施設
(8)非常用予備発電装置
(9)蒸気タービン

3.定期検査中に実施する主な工事等
(1)燃料集合体の取替え
    燃料集合体764体中約170体を取り替える予定です。なお、取替燃
    料のうち約140体については、燃料の効率的な使用および使用済
    燃料の発生量の低減を目的とした9×9燃料を装荷する予定です。
(2)出力領域計装検出器の取替え
    出力領域計装検出器43本中6本を取り替える予定です。
(3)出力領域モニタ盤の取替工事
        出力領域モニタ盤の取替工事を実施する予定です。
(4)アクシデントマネジメント対策工事
    当社はアクシデントマネジメント(注)の整備案をとりまとめてい
   ますが、このたび、アクシデントマネジメント対策のうち、非常時
   に隣接プラントから低圧電源盤に電源を供給できる工事を実施する
   予定です。
                                                            以 上

(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その安全性をより
  一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点から、原子炉の設計にお
  ける多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは考えられない炉心損傷に至る事
  故(シビアアクシデント)に対しても、その発生の防止、影響を緩和するための措
  置を講じておくというもので、原子炉設置者である電力会社が自主的に行うことと
  しています。


<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機(46万キロワット)      運転中
     2号機(78万4,000キロワット)    運転中
     3号機(78万4,000キロワット)    調整運転中
     4号機(78万4,000キロワット)    運転中
     5号機(78万4,000キロワット)    定期検査中
     6号機(110万キロワット)     運転中
福島第二・1号機(110万キロワット)      運転中
     2号機(110万キロワット)      運転中
     3号機(110万キロワット)      定期検査中
     4号機(110万キロワット)     運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)     2月17日より
                       定期検査開始予定
     2号機(110万キロワット)     運転中
     3号機(110万キロワット)     定期検査中
     4号機(110万キロワット)     運転中
     5号機(110万キロワット)     運転中
     6号機(135万6,000キロワット)   運転中
     7号機(135万6,000キロワット)   運転中



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