プレスリリース 2000年

定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所1号機の発電開始について



                         平成12年4月17日
                          東京電力株式会社

 当社・柏崎刈羽原子力発電所1号機(沸騰水型、定格出力110万キロワ
ット)は、平成12年2月17日以来、第11回定期検査を実施してまいりまし
たが、4月16日午後4時30分発電を開始いたしました。
 今後、定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能
検査を受け、5月中旬頃に定期検査を終了する予定です。

 今回実施した主な工事は、以下の通りです。

(定期検査中に実施した主な工事等)

(1)燃料集合体の取替え
    燃料集合体764体中172体を取り替えました。なお、取替燃料のう
      ち145体については、燃料の効率的な使用および使用済燃料の発生
      量の低減を目的とした9×9燃料を装荷しました。
(2)出力領域計装検出器の取替え
    出力領域計装検出器43本中6本を取り替えました。
(3)出力領域モニタ盤の取替工事
        出力領域モニタ盤の取替工事を実施しました。
(4)アクシデントマネジメント対策工事
    当社はアクシデントマネジメント(注)の整備案をとりまとめて
      いますが、このたび、アクシデントマネジメント対策のうち、非常
      時に隣接プラントから低圧電源盤に電源を供給できる工事を実施し
      ました。                             
                                                          以  上





(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その
    安全性をより一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観
    点から、原子炉の設計における多重防護の配慮に加えて、現実には起
    こるとは考えられない炉心損傷に至る事故(シビアアクシデント)に
    対しても、その発生の防止、影響を緩和するための措置を講じておく
    というもので、原子炉設置者である電力会社が自主的に行うこととし
    ています。                                 


(参考)当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機(46万キロワット)      運転中
     2号機(78万4,000キロワット)    運転中
     3号機(78万4,000キロワット)    運転中
     4号機(78万4,000キロワット)    運転中
     5号機(78万4,000キロワット)    定期検査中
     6号機(110万キロワット)     運転中
福島第二・1号機(110万キロワット)      運転中
     2号機(110万キロワット)      運転中
     3号機(110万キロワット)      運転中
     4号機(110万キロワット)     運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)      4月16日から発電開始
     2号機(110万キロワット)     運転中
     3号機(110万キロワット)     運転中
     4号機(110万キロワット)     定期検査中
     5号機(110万キロワット)     運転中
     6号機(135万6,000キロワット)   運転中
     7号機(135万6,000キロワット)   運転中



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