プレスリリース 2000年

(お知らせ)三宅島における火山活動への対応について



                                                  平成12年6月27日
                                                  東京電力株式会社


1.当社の対応態勢について
  6月26日夕刻からの三宅島における火山活動の活発化にともない、当
 社は本店並びに三宅島の電力供給を担当している銀座支店において、次
 の通りそれぞれ非常災害対策本部を設置いたしました。

  本店  「三宅島非常災害対策本店本部」6月26日21時00分設置
              待機態勢を敷き、約30名が本店内にて待機し、情報収集等
       に従事。
       本部長:総務部防災グループマネージャー 小石川貞雄

  銀座支店「三宅島非常災害対策支店本部」6月26日20時50分設置
       第1次非常態勢を敷き、約90名(内三宅島15名)が情報収
       集、対応策検討等に従事。
       (27日12時現在約130名 内三宅島20名)
              本部長:銀座支店長 保坂昌司

2.具体的な対応策
 (1) 27日午前0時、三宅島役場の要請により、避難場所である三宅小学
  校の校門に投光器を2台設置いたしました。
    銀座支店から配電保守・建設要員の社員2名を三宅島に派遣し、27
  日早朝現地に到着いたしました。また、27日午後に協力会社要員6名
  を現地に派遣しております。さらに当社配電保守要員及び協力会社要
  員19名を待機させており、必要に応じてヘリコプター等で三宅島へ派
  遣することとしています。

3.設備等の概要
 (1) 三宅島には、発電所・配電線の運転保守及び営業業務を行う当社三
     宅島事務所があります。

  三宅島事務所 
   住所 東京都三宅島三宅村伊豆991
   所員 昭和頼満(ショウワ ヨリミツ)所長以下18名 
   設備概要
     三宅島発電所:三宅島三宅村神着(カミツキ)39
           発電機出力 5,000kW
           (2,000kW×1台、 1,000kW×3台)
           A重油使用の内燃力発電所
           (発電所には現在20日間分の燃料備蓄があります。
            なお、これ以外にも阿古地区の当社関連企業の
            重油タンクに備蓄があります)
     配電設備 :三宅島発電所から坪田線・阿古線の2配電線が左
           右に分かれ、島の海岸線を一周し、各地域に電気
           を供給。
     その他  :低圧発電機車1台(75kVA)保有

  (2) 三宅島事務所及び発電所のある地域は、島の北側に位置し、これま
   でのところ避難勧告は出されておりません。また、特に支障なく電力
   供給が行われております。(27日15時現在)

4.その他
  電気料金の災害特別措置につきまして、早急に国に申請し、認可を得
 て実施する予定です。


 今後とも、国、東京都、三宅村と連絡を緊密にとりながら、島民の皆さ
まの不安を少しでも和らげることができるよう、最善の努力をしてまいり
ます。

                               以上







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