プレスリリース 2000年

横浜市内におけるPCB絶縁油のリサイクルセンターの設置許可について



                                                  平成12年9月1日
                                                  東京電力株式会社

 当社は、PCB絶縁油の分解・再資源化を行う「横浜絶縁油リサイクル
センター(仮称)」の設置を横浜火力発電所(神奈川県横浜市)敷地内に
計画しておりますが、本日、横浜市より「廃棄物の処理及び清掃に関する
法律」に基づく産業廃棄物処理施設設置許可をいただきましたのでお知ら
せいたします。

 当社はPCB絶縁油及び変圧器等のリサイクルのため千葉県千葉市及び
神奈川県川崎市においてもリサイクル施設の設置手続きを並行して進めて
おりますが、同法による設置許可の取得は、本センターが当社では初めて
となります。
 本センターの設置に向けた諸準備を経て、平成12年中に建設工事に着工、
平成13年度中頃には運転を開始する予定です。

 本センターは、当社が神奈川県内に保有するPCB絶縁油を対象に、当
社が共同開発した「化学抽出分解法」により分解・再資源化を行う計画で
あり、日本で初の本格的な自社処理施設となります。
 今後とも皆様のご理解を頂きながら、安全を最優先にPCB処理に取り
組んでまいります。

                                                            以 上

<参 考>

1.計画の概要

    施設名称:横浜絶縁油リサイクルセンター(仮称)
    所 在 地:神奈川県横浜市鶴見区大黒町11-1
    敷地面積:4,275ヘイホーメートル
    処理能力:(第一期)PCB微量混入絶縁油 約1.0kl/24h
              (第二期)PCB微量混入絶縁油 約6.6kl/24h
                        PCB絶縁油          約0.35kl/24h
    運転開始予定:(第一期)平成13年度中頃
                  (第二期)平成14年度以降

2.横浜絶縁油リサイクルセンター(仮称)設置許可に至る経緯

 「横浜絶縁油リサイクルセンター(仮称)」は平成11年4月に「横浜市
産業廃棄物処理用地の設定等に関する指導要綱」に基づき事業計画書を提
出し、関係機関との事前協議を開始し、平成12年1月にはPCBリサイク
ル施設の設置計画を公表、同年2月には地元説明会を実施いたしました。
 また、横浜市は平成11年7月「横浜市有害産業廃棄物処理施設評価委員
会」を設置し、本計画について計7回にわたって審議が行われ、本年6月
に「法令等の基準を満足した上で、さらに安全性を確保するために自主的
な取組を行う内容となっている」と評価されました。
 平成12年6月29日には横浜市都市計画審議会において本処理施設の設置
が承認され、同年7月27日に上記指導要綱に基づく事前協議が終了、翌7
月28日に上記許可申請を行い、この度の許可となったものです。

        
                     








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