プレスリリース 2000年

「横浜絶縁油リサイクルセンター(仮称)」の着工について

~日本で初めての本格的な自社処理施設の着工~



                                                      平成12年11月28日
                                                      東京電力株式会社

 当社は、PCB絶縁油の分解・再資源化施設である「横浜絶縁油リサイクル
センター(仮称)」を横浜火力発電所(神奈川県横浜市)敷地内に設置するた
め、諸準備を進めてまいりましたが、本日、着工いたしました。

  本センターは、当社と三井物産株式会社および株式会社ネオスが共同開発し
た「化学抽出分解法」により、当社が神奈川県内に保有するPCB絶縁油の分
解・再資源化を行う、日本で初の本格的な自社処理施設であり、平成13年10月
に運転を開始する予定です。
 本センターの建設にあたっては、昨年4月に事業計画書を横浜市へ提出し、
関係機関との事前協議および地元説明会等を経て、本年9月1日に横浜市から
産業廃棄物処理施設設置許可をいただき、本日の着工に至りました。

 なお、当社はPCB絶縁油及び変圧器等のリサイクルのため千葉県千葉市及
び神奈川県川崎市においても同様な処理施設について、それぞれ所要の設置手
続きを並行して進めており、また、他都県において保有しているPCB絶縁油
の処理についても検討しています。

 今後とも皆さまのご理解を頂きながら、安全を最優先にPCB処理に取り組
んでまいります。
                                以 上




<参考>
1.計画の概要
     施設名称:横浜絶縁油リサイクルセンター(仮称)
     所 在 地:神奈川県横浜市鶴見区大黒町11-1
     敷地面積:4,275平方メートル
     処理能力:(第一期)PCB微量混入絶縁油 約1.0 kl/24h
               (第二期)PCB微量混入絶縁油 約6.6 kl/24h
                         PCB絶縁油          約0.35kl/24h
     運転開始予定:(第一期)平成13年10月
              (第二期)平成14年度以降
      建 設 費:(第一期)約40億円
                (第二期)未定

2.「横浜絶縁油リサイクルセンター(仮称)」着工に至る経緯
   ・平成11年4月14日:「横浜市産業廃棄物処理用地の設定等に関する指
              導要綱」に基づく事業計画書を提出し、関係機
              関との事前協議を開始。
   ・平成12年1月19日:PCBリサイクル施設の設置計画を公表
        2月6日:地元説明会を実施
            6月23日:横浜市有害産業廃棄物処理施設評価委員会が、 
            「法令等の基準を満足した上で、さらに安全性を確
             保するために自主的な取組を行う内容となってい
             る」と評価
                6月29日:横浜市都市計画審議会が本処理施設の設置を承認
                7月27日:上記指導要綱に基づく事前協議が終了
            7月28日:産業廃棄物処理施設設置許可の申請
                9月1日:      〃      の取得
                11月28日:着工
        
                     








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