プレスリリース 2001年

定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所4号機の発電開始について



                                              平成13年11月12日
                                              東京電力株式会社

当社・柏崎刈羽原子力発電所4号機(沸騰水型、定格出力110万キロワッ
ト)は、平成13年7月23日以来、第6回定期検査を実施してまいりました
が、11月11日午後5時発電を開始いたしました。
 今後、定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能
検査を受け、12月上旬頃に定期検査を終了する予定です。

 今回実施した主な工事は、以下の通りです。

(定期検査中に実施した主な工事)

1.燃料集合体の取替え
    燃料集合体764体中144体(9×9燃料)を取り替えました。
2.出力領域計装検出器の取替え
    出力領域計装検出器43本中8本を取り替えました。
3.アクシデントマネジメント対策工事
    アクシデントマネジメント(注)対策として、原子炉減圧の自動化、
  耐圧強化ベント設備の追加等の工事を実施しました。
4.原子炉冷却材浄化系再生熱交換器伝熱管補修作業
    9月7日に発生した、原子炉冷却材浄化系再生熱交換器B内部の伝熱
  管損傷事象については、損傷が確認された6本と、念のため施工時に問
  題の  あった他の5本の伝熱管について、閉止栓を取り付けました。

                                                            以 上

(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その
      安全性をより一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの
      観点から、原子炉の設計における多重防護の配慮に加えて、現実に
      は起こるとは考えられない炉心損傷に至る事故(シビアアクシデン
   ト)に対しても、その発生の防止、影響を緩和するための措置を講
   じておくというもので、原子炉設置者である電力会社が自主的に行
   うこととしています。 

<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機(46万キロワット)      定期検査中
     2号機(78万4,000キロワット)   運転中
     3号機(78万4,000キロワット)   運転中
     4号機(78万4,000キロワット)   11月11日から発電開始
     5号機(78万4,000キロワット)   定期検査中
     6号機(110万キロワット)      運転中
福島第二・1号機(110万キロワット)      11月12日から発電開始
     2号機(110万キロワット)      運転中
     3号機(110万キロワット)      定期検査中
     4号機(110万キロワット)      運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)      運転中
     2号機(110万キロワット)      運転中
     3号機(110万キロワット)      運転中
     4号機(110万キロワット)          11月11日から発電開始
     5号機(110万キロワット)      運転中
     6号機(135万6,000キロワット)   定期検査中
     7号機(135万6,000キロワット)   運転中
 






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