プレスリリース 2002年

柏崎刈羽原子力発電所7号機の燃料集合体からの微少な放射性物質の漏えいについて



                                                       平成14年4月26日
                                      東京電力株式会社

 当社・柏崎刈羽原子力発電所7号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6千キロワ
ット)は、定格出力で運転中の平成13年7月21日に放射線監視モニタ(復水器と活性
炭ホールドアップ装置との間に設置されているモニタ)の値がわずかに上昇傾向を
示し、燃料集合体から原子炉内部への放射性物質の漏えいの可能性があったため、
4月9日から開始した定期検査において、燃料集合体の調査を行ってまいりました。
 
 調査の結果、漏えいのある燃料集合体2体が認められました。
 当該燃料集合体の外観点検、運転履歴調査等を実施した結果、いずれにおいても
異常は認められなかったことから、今回の漏えいは、異物の影響を含め偶発的に生
じたものと推定されました。
 このため、当該燃料集合体を健全なものに取替えることとしました。
 また、長期的な異物混入対策として、フィルタ付き下部タイプレートを採用した
燃料集合体を今定期検査より計画的に導入することとしました。
  
 なお、本事象による外部への放射能の影響はありません。
 また、原子力安全・保安院による国際原子力事象評価尺度(INES)暫定評価
では、0-とされております。

                                                               以  上





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