プレスリリース 2004年

横浜国際総合競技場でのリユースカップ導入への参加・協力について〜Jリーグ横浜マリノスのホームスタジアムから地球環境の情報を発信〜

                           平成16年5月25日
                           東京電力株式会社

 当社はこのたび、横浜市と財団法人横浜市スポーツ振興事業団が主体となり、
横浜国際総合競技場において実施するリユースカップ(再利用可能カップ)注1
導入に参加・協力することにいたしました。

 本事業は、横浜国際総合競技場内の売店で飲料を販売するにあたり、従来使
用していた使い捨て紙コップに替えて、ポリプロピレン製で最高50回まで洗浄・
再利用が可能なリユースカップを使用するもので、横浜市が推進する「横浜G
30プラン」注2の一環として、Jリーグ2ndステージにおける横浜マリノスの
ホームゲーム初戦(8月21日)からスタートいたします。
 リユースカップの導入による環境負荷低減効果注3は、従来の紙コップとの
比較で、Jリーグ1試合あたり約180kg(紙コップ約1.2万個)、年間約3.2t
(総排出量の5%相当)のごみの排出量を削減できることに加え、カップの製
造から廃棄に至るライフサイクルでのCO2排出量を、年間約14.7t削減する
ことができます。
 また、今回導入するリユースカップは、同競技場以外の施設やイベントへの
貸し出しも行う予定です。

 当社は、リユースカップを繰り返し使うことにより、ごみの排出量やCO2
排出量の削減という具体的な環境改善効果を得られることに加え、カップに描
かれた「TEPCOのECO」注4マークや環境に関するメッセージを手にとってご覧
いただくことにより、同競技場をライフスタイルの見直しや環境問題への意識
向上のための情報発信拠点とするというコンセプトに賛同し、本事業に対し参
加・協力を決定いたしました。

 当社は、持続可能な社会の構築に向けて、安全・安心の確保を前提とした原
子力発電の利用拡大、自然エネルギーの開発・普及、省エネルギーの推進など
に取り組む一方、地球環境に対する一人ひとりの意識向上と具体的な取り組み
の実践にお役に立たてるよう、検針票裏面やホームページ(『暮らしのCO2
ダイエット』注5)などを通じた情報発信を行っております。
 今後とも、温室効果ガスの排出削減など、環境負荷低減に向けた取り組みを
積極的にすすめるとともに、自治体や民間団体・NGO/NPOなどとも協力
しつつ、地球や地域の環境保全を推進してまいります。

                                以 上

添付資料:注1 〜 注5(PDF 40.9KB)
     リユースカップ導入事業の概要(PDF 10.5KB)  

pdfデータをご覧になるにはAcrobatリーダーが必要です。 アクロバットリーダー

ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします