プレスリリース 2005年

インドネシア「パイトンI・プロジェクト」への参画について〜日本の電力会社として初めてインドネシアのIPP事業に出資参画〜

                            平成17年6月29日
                            東京電力株式会社

 当社は、インドネシア・ジャワ島東部においてIPP事業を行う「パイトンI
・プロジェクト」に出資参画することとし、本日、売主となるカナダのトランス
・カナダ社および米国のGEコマーシャル・ファイナンス・エナジー・ファイナン
シャル・サービス社との間で、両社が共同保有する同プロジェクトの権益取得に
関する売買契約書に調印いたしました。
 インドネシアにおけるIPP事業への出資参画は、日本の電力会社として初め
てのこととなります。

 本プロジェクトは、インドネシア・パイトン(同国第2の都市スラバヤから南
東に約150km)で石炭火力発電所(出力123万kW)を運転し、2001年から2040年まで
の長期売電契約に基づき、インドネシア国有電力会社に電力を販売するものです。
これまで事業運営は、英国のインターナショナル・パワー社と三井物産株式会社
の合弁会社であるIPMイーグル社、三井物産株式会社、売主、ならびに現地企
業のバツ・ヒタム・ペルカサ社が共同で出資する、パイトン・エナジー社が行っ
てまいりました。

 こうした中、当社は、売主が共同保有する14%の権益取得に向けて、詳細調査
を行うとともに売主との交渉を進めてまいりましたが、本日、売買契約を締結し、
同権益14%を1億3,700万米ドルで取得することといたしました。また、当社は、
発電所の運転保守にも参画することとし、IPMイーグル社が100%出資する運
転保守会社についても、15%の権益を取得することで基本合意しております。

 本プロジェクトは、インドネシア国有電力会社と長期売電契約を締結しており、
投資内容に見合う安定した収益が期待できるとともに、事業会社や運転保守会社
への参画を通じて、当社が電気事業で培った技術力やノウハウを活用できます。
また、今後も高い電力需要が予想されるインドネシアにおける電気事業の発展に
も貢献できると考えております。

 当社は、本プロジェクトの他に、オーストラリア、台湾、アラブ首長国連邦、
ベトナムにおける火力発電事業や、日米欧で風力発電事業を行っているユーラス
エナジー・ホールディングス等への出資参画も行っておりますが、今後とも、新
たな成長・発展をめざし、海外事業に積極的に取り組んでまいります。

                                 以 上

添付資料
・別紙(PDF 294KB)参考(PDF 17.2KB) 


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