プレスリリース 2006年

原子力発電所の9×9燃料採用時における安全解析に関するデータ入力の不適合について

                            平成18年2月17日
                           東京電力株式会社

 当社は、福島第二原子力発電所3号機、4号機および柏崎刈羽原子力発電所
1~5号機への9×9燃料*1の採用に係る原子炉設置変更許可申請書(以下、
申請書)の安全解析において、データ入力の一部に誤りがあったことから、本
日、本件に関する報告書を原子力安全・保安院に提出いたしました。

 当該データ入力の誤りは、平成8年に原子力発電所の燃料として9×9燃料
採用の安全解析を解析メーカが行なった際に、遅発中性子割合(β)*2として
本来用いるべき値(0.0053)とは異なる値(0.0055)を誤って用いたことによ
るものです。

 本件は、今般、当社が新型燃料の導入に向けた諸準備を行なう過程において、
解析メーカが過去のデータ等のチェック作業を進めていた際に確認し、当社に
報告されたものです。

 正しい値を用いて評価を行った結果、安全上の判断基準に係わる影響はなく、
プラントの安全性に問題はないこと、および申請書においては、申請書添付書
類に記載している内容の一部に若干の変更を要するものの、申請書本文の記載
事項に変更がないことを確認いたしました。また、その他のプラントを含めて
類似の入力誤りがないことをあわせて確認いたしました。今回のデータ入力の
誤りによって修正を要する箇所については、今後の原子炉設置変更許可申請の
際に合わせて修正を行います。

 当社は、これまでも解析メーカが行った安全解析結果の妥当性確認について
適宜改善を図っておりますが、このたびの不適合を踏まえ、今後の申請書に係
る安全解析に関して、品質保証活動の一層の向上を図ることにより再発防止に
努めてまいります。

                                以 上

*1:9×9燃料
 燃料棒を9行9列(9×9)に配置した設計の燃料集合体。

*2:遅発中性子割合(β)
 核分裂により放出される中性子のうち、遅れて放出される中性子の割合。

(参考)
・福島第二原子力発電所3、4号機および柏崎刈羽原子力発電所2、5号機の9×9燃料 
  採用に係る原子炉設置変更許可申請書添付書類十の記載数値正誤表(PDF 10KB)


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