プレスリリース 2008年

根岸基地のLNG(液化天然ガス)受入量が1億トンに到達

                            平成20年12月18日
                            東京ガス株式会社
                            東京電力株式会社

 東京ガス株式会社(以下、東京ガス)と 東京電力株式会社(以下、東京電力)
が神奈川県横浜市で共同運営する根岸LNG基地において、このたび、LNG
の累計受入量が1億トンに到達しました。昭和44年11月に日本で初めてLNG第
一船「ポーラアラスカ号」が根岸工場に入港して以来、40年目での1億トンの到
達であり、これは日本全体のLNG累計受入量の約8%に相当します。
 根岸基地は、東京ガスの根岸工場と東京電力南横浜火力発電所から構成される
共同基地であり、受入設備・LNGタンク・気化設備等を共同使用することによ
り、合理性・経済性を最大限に追求したLNG基地です。同基地は、世界5カ国
(アラスカ、ブルネイ、マレーシア、オーストラリアおよびカタール)からのL
NGを受け入れております。これまで受け入れたLNGの約6割は、東京ガス管
内のお客さまにお届けする都市ガス用として、また、約4割は東京電力南横浜火
力発電所において発電用燃料として利用しております。
 東京ガスは、今後も安全かつ安定した都市ガス供給を継続し、環境性に優れた
天然ガスを普及・拡大してまいります。
 東京電力は、今後も安定供給や環境性・経済性などを踏まえ、LNG火力発電
所を含めた電源のベストミックスを推進してまいります。

※LNG・・・Liquefied Natural Gas(液化天然ガス)の略語。天然ガスは気
     体ですが、-162℃まで冷却すると液体になり、体積も1/600になりま
     す。この性質を利用して、パイプラインで輸送できない地域でも大量
     の天然ガスを輸送することが可能となります。また天然ガスを液化す
     る際に、塵や硫黄などの不純物を取り除くので、SO(硫黄酸化物)
     などの有害物を含まず、燃焼によるCO排出量は、石油・石炭など
     の他の化石燃料と比べ、2割〜4割少ないクリーンなエネルギーです。

<根岸基地概要>
所 在 地 :神奈川県横浜市磯子区新磯子町34
敷地面積 :約48万m2
LNGタンク:14基(118万kl)
LNG気化器:オープンラック式10基、サブマージド式6基
沿   革:昭和44年11月アラスカLNG導入開始(日本で初めてLNGを受け入
      れる)
      平成7年9月LNG受入量累計5千万トン到達
      平成20年11月30日LNG受入量累計1億トン到達

◆年度別受入量の推移(1億トン到達時)
年度別受入量の推移(1億トン到達時)
◆国別受入割合(1億トン到達時)
国別受入割合(1億トン到達時)
◆根岸工場に日本で初めて入港したLNG船「ポーラアラスカ号」(昭和44年11月4日)   ◆「ポーラスピリット号」が入港し累計受入量
が1億トンに到達(平成20年11月30日)
写真提供:(株)アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド
根岸工場に日本で初めて入港したLNG船「ポーラアラスカ号」(昭和44年11月8日)   「ポーラスピリット号」が入港し累計受入量が1億トンに到達(平成20年11月30日)
                                 以 上

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