プレスリリース 2012年

福島第一原子力発電所作業者の被ばく線量の評価状況について

平成24年6月29日
東京電力株式会社

 これまで当社は、福島第一原子力発電所における作業者の被ばく線量について、「内部被ばく線量」、「外部被ばく線量」の2つに分けて評価を進めてきました。

 また、その結果は、厚生労働省の報告期限が到来するごとに、順次報告を行い、公表してきました。

お知らせ済み

 

 本日、当社は、平成24年5月末までの被ばく線量評価値についてとりまとめ、厚生労働省へ報告しましたのでお知らせします。

・5月に新たに作業に従事した人数は602名でした。
 また、5月に作業に従事した作業者の外部被ばく線量の最大値は16.85mSvであり、内部被ばく線量で有意な値は確認されておりません。

・なお、特定高線量作業従事者*1の被ばく線量の状況については、個別に再掲しており、経過措置適用者*2の被ばく線量の状況については、4月末に適用期限が終了したことに伴い、今月から掲載しておりません。

 今後は、6月末までの被ばく線量評価値について、7月末までに厚生労働省へ報告することを予定しています。

以 上

*1 電離放射線障害防止規則第7条の緊急被ばく限度(100mSv)が適用されるとされている作業に従事する者。
 具体的には、発電所に属する原子炉施設並びに蒸気タービン及びその付属設備又はその周辺の区域であって、その線量が1時間につき0.1mSvを超えるおそれのある場所において、原子炉施設若しくは使用済燃料貯蔵槽を冷却する設備の機能を維持するための作業を行うとき、又は原子炉施設の故障、破損等により多量の放射性物質の放出のおそれのある場合に、これを抑制若しくは防止するための機能を維持するための作業に従事する者を指す。

*2 平成23年12月16日の電離放射線障害防止規則の特例に関する省令廃止以後も、平成24年4月30日までの間、同省令に基づく被ばく線量限度250mSvが継続して適用される者。

 

<添付資料>
被ばく線量の分布等について(PDF 21.2KB)

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