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プレスリリース 2013年

東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について
【午後4時現在】

平成25年1月16日
東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、同年4月17日、事故の収束に向けた道筋を取りまとめ、7月19日に、ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっていること」を達成いたしました。その後、12月16日に、ステップ2の目標「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」の達成を確認いたしました。
 また、同年12月21日に、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップを取りまとめました。
 プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1~4号機の廃止措置に向けて必要な措置を中長期にわたって進めていくことにより、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 当社原子力発電所(福島第一および福島第二原子力発電所)への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。

下線部が新規事項

【福島第一原子力発電所】
 1~4号機 廃止(平成24年4月19日)
 5、6号機 地震発生前より定期検査中

1月16日午前10時、6号機タービン建屋地下から仮設タンクへの溜まり水の移送を開始。同日午後3時、移送を停止。

1月16日、当社社員が6号機補助海水系の原子炉補機冷却系熱交換器(B)出口配管のサンプリング配管閉止作業を行っていたところ、同日午後1時38分頃にサンプリング配管の補助海水系母管接続部付近から海水が漏えい。床へ漏えいした海水は約240リットル。同日午後3時33分に漏えい箇所を隔離したところ、海水漏えいは停止。なお、漏えい箇所の隔離に伴い燃料プール冷却浄化系の冷却機能が停止。燃料プール水温は19.6℃であり、冷却機能停止時のプール水温度上昇率評価値は0.2℃/hで運転上の制限値65℃に対して余裕があり、プール水温度管理上問題ない。また、燃料プール水温が上昇した際には、残留熱除去系による原子炉停止時冷却運転(原子炉冷却)と非常時熱負荷運転(燃料プール冷却)の切り替えで冷却を実施する予定。
* 燃料プール冷却浄化系の冷却に使用。

【福島第二原子力発電所】
 1~4号機 地震により停止中

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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