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報道関係各位一斉メール 2013年

福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報21)

平成25年7月27日
東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。

 本日(7月27日)、海側トレンチ内高濃度汚染水の汚染源の特定などの調査の一環として、新たに観測孔を設置した2号機取水電源ケーブルトレンチ(B1-1:海水配管基礎部)の7月26日に採取した測定結果が以下の通りとりまとまったことからお知らせします。

 2号機海水配管基礎部の測定結果は、新たな観測点であり、直接比較できるものはありませんが、7月17日に採取した近傍の取水電源ケーブルトレンチと比
 較して、高い放射能濃度が確認されています。
 なお、平成23年4月に発生した2号機取水口スクリーン室への漏えい水の濃度と比較すると同程度となっております。

  <B1-1:2号機取水電源ケーブルトレンチ(海水配管基礎部)>
  ・7月26日採取分:塩素 8,000 ppm
           セシウム134   7億5千万 Bq/L(75万 Bq/cm3)
                      セシウム137 16億 Bq/L(160万 Bq/cm3)
            全ベータ       7億5千万 Bq/L(75万 Bq/cm3)

  <B2:2号機取水電源ケーブルトレンチ>(お知らせ済み)
  ・7月17日採取分:塩素 70 ppm
           セシウム134     1200万 Bq/L(1万2千 Bq/cm3)
                      セシウム137     2400万 Bq/L(2万4千 Bq/cm3)
            全ベータ         2300万 Bq/L(2万3千 Bq/cm3)

  <平成23年4月の2号機取水口スクリーン付近から漏えいした汚染水の性状>
  ・セシウム134 18億 Bq/L(180万 Bq/cm3)
      セシウム137 18億 Bq/L(180万 Bq/cm3)
                
 また、当該2号機海水配管基礎部における水位を7月23日および26日に測定しておりますが、両日ともO.P.+3,150mmでした。 

 引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進めるとともに、他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて、総合的に監視を強化してまいります。

 サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
  URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html

以 上


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