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報道関係各位一斉メール 2013年

福島第一原子力発電所タンクエリア堰内からの溢水について(続報)

平成25年10月20日
東京電力株式会社

 本日(平成25年10月20日)発生しました、東北地方における大雨による、福島第一原子力発電所のタンクエリア堰内からの溢水についての続報です。

 先日の台風26号の影響により各堰内に水が溜まったため、台風明け以降、水の移送作業を開始し、明日から台風27号に備えポンプの大幅増強等を予定しておりました。

 台風26号前は堰内に水が少ない状態でしたが、今回は、堰内の水位が30cmの堰の高さに対して、20cmを超えているエリアがあったため、本日(10月20日)も作業を継続しておりましたが、本日午後2時頃から当初の予想(30mm~40mm/日)を上回る降雨(最大約30mm/時)により、現状の移送能力(1日数cmの堰内水位の低下)を上回り堰からの溢水となりました。
 溢水は、作業中や水位を確認に行った当社社員が確認しております。
 ※10月20日午後5時時点の積算降雨量:約90mm
      午後6時時点の積算降雨量:約102mm

 なお、エリア内のタンク天板への降雨は堰内で受けることから、溜まり水の水位は、実際の降雨量に比し約2.5倍に増加すると推定しています。

 現在、堰内の水については、堰の4箇所から水を採取し分析をしております。

 各タンクエリアにおいては、4000tノッチタンク群への移送、堰間移送、自タンクへの汲み上げ等の対応をしております。また、H5、H6タンクエリアについては、地下貯水槽No.7への移送を実施しております。

 また、以下のタンクエリアにおいて、新たに溢水が確認されております。現在、ノッチタンク群への移送を実施中です。
 <新たに溢水を確認したタンクエリア>
 ・H4タンクエリア (午後5時32分確認)→4000tノッチタンク群へ移送
 ・H4東タンクエリア(午後5時38分確認)→4000tノッチタンク群へ移送

 あわせて、以下の箇所において、堰の繋ぎ目から堰内に溜まった雨水が漏えいしていることを確認しています。(溢水と同等)
 ・H1東タンクエリア(午後5時50分確認)

以 上


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