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報道関係各位一斉メール 2014年

福島第一原子力発電所H5タンクエリアの堰からの漏えい(続報)

平成26年2月16日
東京電力株式会社

 本日(2月16日)確認されたH5タンクエリア堰内に溜まった水が堰外に漏えいしていることに関する続報をお知らせいたします。

 同日午前10時45分、H5タンクエリア西側堰の嵩上げした鋼製堰の配管貫通部からの漏えい箇所(2箇所)に、漏えい水を受けるための容器を設置しました。
 なお、配管貫通部からの漏えい箇所については、コーキング処理にて補修を行い、漏えい量は、指の太さで4本分程度の箇所が1秒に3滴程度、鉛筆の芯1本程度の箇所が1秒に1滴程度に減少しました。

 午前11時10分、H5タンクエリア堰内水をH6タンクエリア堰内へ移送を開始しました。さらに、午後0時30分、4000トンノッチタンク群へ移送を開始しました。

 当該堰内水の放射能分析結果は以下のとおりです。

 ・H5タンクエリア堰内水(2月16日採取、ストロンチウム90は簡易法による測定)
  セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:12Bq/L)
  セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:16Bq/L)
  ストロンチウム90:23Bq/L

 H5タンクの水位については、有意な変動がなく、タンクからの漏えいはないと考えており、堰からの漏えい水は、降雪および雨水と判断しました。

 また、午前11時20分頃、昼のタンクパトロールにおいて、新たにH5タンクエリア堰内に溜まった水の堰外への漏えい箇所(4箇所)を、協力企業パトロール員が発見しました。漏えい箇所および漏えい状況は以下のとおりです。

 ・H5タンクエリア東側堰の嵩上げした鋼製堰の配管貫通部(1箇所)。漏えい量は1秒に5滴程度。
 ・H5タンクエリア西側堰の嵩上げした鋼製堰の配管を貫通されるための開口部の閉止箇所(1箇所)。漏えい量は鉛筆の芯1本程度。その後、コーキング処理にて補修を行い、1秒に2滴程度に減少。 
 ・H5タンクエリア東側堰のコンクリート堰と嵩上げした鋼製堰の継ぎ目部(2箇所)。漏えい量は1秒に3滴程度と2秒に1滴程度。

以 上


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