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報道関係各位一斉メール 2014年

福島第一原子力発電所汚染水タンクエリアに設置してある4,000トンノッチタンク群からの水漏れについて(続報2)

平成26年6月3日
東京電力株式会社

 汚染水タンクエリアに設置してある4,000トンノッチタンク群からの水漏れについての続報です。

 当該タンク内水および堰内溜まり水を分析した結果、セシウム134と137はいずれも検出限界値未満、全ベータ値は当該タンク内水では72,000Bq/L、当該タンク堰内溜まり水では9,800Bq/Lでした。

 なお、堰内雨水の排出基準(※)と比較すると、セシウム134と137は排出基準を下回っておりますが、全ベータ値については、堰内雨水のストロンチウム90の排出基準と照らし合わせて高い値となっております。

 ※参考 堰内雨水排出基準:
 ・セシウム134:15 Bq/L未満
 ・セシウム137:25 Bq/L未満
 ・その他のガンマ核種が検出されていないこと(天然核種を除く)
 ・ストロンチウム90:10 Bq/L未満(簡易測定法により計測)
 ・タンク内の水質等を参考に、他の核種も含めて告示濃度基準を満たすこと

 また、当該タンク内水の分析結果に比べ堰内溜まり水の分析結果の値が小さくなっているのは、タンクから漏えいした水が堰内に溜まっていた雨水と混ざり薄まったものと考えております。

  <当該タンク内水の分析結果(6月2日採取)>
   セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:13Bq/L)
   セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:18Bq/L)
   全ベータ  :72,000Bq/L
  <当該タンク堰内溜まり水の分析結果(6月2日採取)>
   セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:12Bq/L)
   セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:17Bq/L)
   全ベータ  :9,800Bq/L

 当該堰内に溜まった水については、今後回収する予定です。 

 

以 上

 

 

 

 


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