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プレスリリース 2015年

当社地中ケーブル埋設等における無許可工事に関する調査結果について

2015年9月29日
東京電力株式会社

 当社は、春日部支社、川崎支社、三島支社(現・静岡総支社)エリアにおける11件の当社地中ケーブル埋設等の工事を無許可で実施していたことを確認いたしました。いずれの工事においても、申請担当者が、工程管理等の業務を怠り、社内の工事手続きを進めるために、国道・県道・市道・町道・公園に地中ケーブルを埋設等する際に必要な占用許可申請書や占用許可書を偽造していたことを確認いたしました。

2014年12月18日お知らせ済み)

 その後、2013年10月から2014年11月の間に、当社が国道・県道・市道・町道・公園等で実施した工事、約8万1,000件について、同様な無許可工事の有無を追加調査したところ、三島支社エリアにおける地中ケーブル埋設工事において、占用許可書を偽造し、無許可で工事を実施していたことを新たに1件確認いたしました。

 このたび新たに確認した無許可工事については、既にお知らせ済みの三島支社エリアにおける無許可工事と同一の担当者が携わっていたことから、同担当者が過去に社外への申請・許可が必要となる業務に携わった部署における約12万6,000件の工事についても追加調査を実施しましたが、上記以外に無許可で工事を実施した事実はありませんでした。

 道路等を管理されている国、自治体をはじめ、関係者の方々におかれましては、日頃から電力供給の為の工事に格別なご理解をいただいているにもかかわらず、多大なご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

 これらの工事については、既に関係する国、自治体等へ報告の上、ご指導をいただきながら、必要な許可を取得する手続きをさせていただいております。

 無許可で工事を実施した原因について、春日部支社、川崎支社、三島支社エリアで当該工事に携わった担当者や関係者にヒアリング確認等を実施したところ、工事の実施にあたり、担当者が工事の工程管理等の業務を怠ったために、業務の遅れを取り戻そうといった意識があったことを確認いたしました。
 加えて、社内で書類等を審査する仕組みが十分ではなかったことを確認しております。

 当社は、偽造を行った担当者とその業務を管理する責任者に対して、厳正に人事措置を行っております。
 なお、三島支社エリアで偽造を行った担当者については、新たに1件の無許可工事の実施が判明したことに加え、調査の過程で、必要な社内承認を得ずに業務を進めるなどの不正行為も12件確認されたため、追加の人事措置を行っております。

 当社といたしましては、同様の工事に携わる当社の全関係者に対して業務指導や社内研修を実施するとともに、業務ルールの改善や審査基準の明確化によって審査・管理体制を強化するなど業務管理を徹底し、二度と同様の事を起こさないよう、全社を挙げて再発防止に取り組んでまいります。

以 上

○別紙
調査結果概要(PDF 149KB)PDF
道路等の占用許可申請等に関する業務フローと再発防止対策(PDF 186KB)PDF

*:占用許可申請書や占用許可書
公道等へ電柱、電線等を設置し、継続して道路を使用する場合は、道路法第32条等に基づき、道路等を管理している国、自治体から占用許可を受けなければならない。

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