プレスリリース 1995年

一般検針業務へのハンディターミナルの導入について



当社・現場第一線事業所(支社・営業所など:合計126ケ所)におけるお客さま
サービスの向上、検針業務の省力化・的確化などをはかるため、7年6月から
~8月の3カ月で、全店的に検針用「ハンディターミナル」と「プリンタ」を
導入することにしました。

1. 現 状
  • お客様の電力使用量の算定につきましては、TEPCOホームメイト (検針員)が原則として月1回お客さまのお宅にお伺いし、メーター(電力量 計)の指針を確認し、その指針と手計算した電力使用量を「電気ご使用量の お知らせ」(指針票)に手書きで記入してお届けしています(指針票には電気 料金の金額は記入されません)。
  • 各事業所では、TEPCOホームメイトが持ち帰った電力使用量のデータを マークシート用紙に手書きで記入し、それをOCR式装置で読み取ってホスト コンピュータに伝送した上で電気料金の計算などを行っています。
2.導入後
  • 検針と同時に、メーターの指針をハンディターミナルに入力することに よって、電力使用量、当月の電気料金の金額などが、その場で自動計算されて プリンターから出力されるようになります。
  • これによるメリットとしては、お客さまが検針の日にすぐ、検針票をみて その月の電気料金を確認できるようになるということがあげられます。 (しかも各データは鮮明な機械印字)また、当社としても、
    • 当月のご請求金額に関して当社に寄せられるお問い合わせ(全店で年間 30万件)が減少する
    • マークシート用紙の作成・整理が不要になる
    • 検針票の事前整理が不要になる
    • OCR式装置が不要となり、読取エラーなどがなくなる
    など、関連諸業務の省力化・的確化が期待できます。
3. 導入時期
  • 平成7年6月: 埼玉支店
  • 平成7年7月: 銀座、東京東、東京西、東京南、多摩支店
  • 平成7年8月: 栃木、群馬、茨城、千葉、神奈川、山梨、沼津支店
4. その他
  • 埼玉支店・熊谷営業所において、6年10月~7年3月の予定で実証試験を 実施中。 ・・・お客さまの反響としては、金額が明記されているなど非常に 好評。
  • 導入品、数量:米国アイトロン社製のハンディターミナルとプリンターを 約5、200セット導入。
  • 1ケ月の検針票配布枚数:約2千万枚
◎ システム概念図(35k)

ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします