プレスリリース 1995年

第4回世界電力首脳有志の会議(E7)について



                       東京電力株式会社
                       関西電力株式会社

 第4回世界電力首脳有志の会議(E7)が5月8日から10日(現地時間)
まで、アメリカのカリフォルニア州サンタバーバラにおいて開催されまし
た。
 この世界電力首脳有志の会議は、世界の主要な電気事業者が、電気事業
に関するグローバルな問題について意見交換を行ない、課題を選んで、時
に広く世界に訴えていくことを目的に、1992年に設立されました。今回
は、「持続可能な開発のための技術」を主要テ一マとして、電気技術応用
センタ一の設置、電気自動車開発の推進などについて意見交換が行われま
した。特に、発展途上国の成長を支えているエネルギ一の利用技術のいか
なる分野で協力すべきか、これをいかに環境と調和させるかという点に論
議が集中いたしました。
 なお、発展途上国への積極的な協力は、この会議の大きな目的の1つで
あり、その中心となる専門家ネットワ一クの活動は、着実に成果を上げて
おり、現在、インド火力発電公社の熱効率改善など全体で14のプロジェク
トが実施されています。
 また、今回の会議では、地球環境問題に関して、温室効果ガス抑制に関
するポジションべ一パ一を採択し、今後も地球温暖化問題に積極的、自主
的に取り組んでいくことが確認されました。
 その他の議題として、東京電力からは、電気事業法の改正など、日本の
電気事業をめぐる環境の変化を紹介し、今後の国際交流のあり方について
意見交換いたしました。また、関西電力は原子力発電に関する提案を行い、
原子力開発の重要性、途上国への支援を確認しております。

 なお、次回の世界電力首脳有志の会議は、来年の6月にドイツで開催さ
れる予定です。
                              以 上




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